保育士の新人研修はいつから開始すれば良い?目的や内容・給料・服装などを徹底解説

保育士にとって、新人研修はその後のキャリアを左右する重要なステップです。しかし、一体いつから新人研修を開始すべきなのでしょうか。

この記事では、新人保育士の研修における開始タイミング・研修の目的実施するべき内容、そして研修期間中に考慮すべき給料の扱いや服装規定に至るまで、知っておくべき情報を解説します。新人保育士が快適かつ効率的に職業生活をスタートさせられるよう、サポートしましょう。

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目次

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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雇用形態正社員、契約社員、パート
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保育士の新人研修をする目的

新人保育士が研修を受ける目的は、大きく3つにわけられます。1つずつ詳しく見ていきましょう。

保育園の方針や仕事内容を学んでもらうため

保育園によって、育児や指導方針が異なります。新人保育士は保育園固有の教育理念やカリキュラム、日常の流れなどを理解することから始める必要があります。

保育園の方針への理解を深めることで、各保育園の求める保育の質を提供し、子どもたち1人1人に合ったケアを行うことが可能になるのです。

また、実際の仕事内容についても、研修を通じて学んでおくことで、実際に保育にあたる際に役に立つでしょう。日常の安全管理や健康管理・教育活動の計画と実施・親とのコミュニケーションスキル・緊急時の対応など、多岐に渡る職務を把握することで、円滑な仕事の遂行を目指せます。

社会人としてのマナーを身につけてもらうため

保育士であっても、社会人としての基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキルは求められます。

新人研修では、時間管理や報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の重要性など、社会人基本のルールを学びます。これにより、新人保育士は職場内外での適切な行動がとれるようになり、保護者や同僚との信頼関係構築にもつながるでしょう。

保育の質をアップさせるため

保育士の研修は保育の質の向上を目指すものでもあります。子どもたちの発達に対する深い理解や教育プログラムの適切な選定と実施・発達に応じた遊びや学習の提供など、高品質な保育サービスを提供するためには、専門性の高い知識と技術が必須となります。

また、新人研修ではチームワークの構築にも力を入れていくことが望ましいとされています。

保育士同士での情報共有や協力体制を築くことで、子どもたちに対して一貫性のあるケアを提供できるようになり、安定した保育環境を整えることができます。また、協力体制が整うことで、緊急時の対応や日々の業務で生じる困難をお互いに助け合いながら乗り越える力も磨かれるでしょう。

保育の質に関して詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

新人研修をする時期

保育士の新人研修は、入社前月(3月)もしくは入社月(4月)のいずれかで実施されるのが一般的です。配属される保育士を対象とし、保育に必要な基礎知識の習得をはじめとした事前準備を図ります。 新人保育士が保育の現場に出勤する前に行うことで、業務への理解を深め、実際の保育業務に必要な知識やスキルを身につける機会となります。

これから社会人としての第一歩を踏み出す新卒保育士にとって、新人研修は業務を遂行するうえで不可欠な技能を養うと同時に、園の文化やチームワークを身につける絶好の機会です。新しいスタッフが即戦力となれるようなプログラム策定、ならびにサポート体制を整えておくようにしましょう。

新人研修の内容

ここからは、具体的に新人研修の内容について見ていきます。

  • 身だしなみや言葉遣いなどの基本的マナー
  • 保護者への対応の仕方
  • 子どもへの接し方
  • 事務仕事や実技

それぞれ詳しく確認していきましょう。

身だしなみや言葉遣いなどの基本的マナー

新人研修では、新人保育士に社会人としてのマナーを身につけさせることが大事です。保育士は、子どもたちと過ごす時間以外にも電話応対やメールでのコミュニケーション・地域の方々や行政との関わり・保護者との信頼関係構築など、多岐にわたるコミュニケーションスキルが求められます。 園の代表として、適切な言葉遣いや礼儀正しい対応は必須です。

また、責任感をもって仕事に取り組むこと、職員間で協力し合って働くことの大切さも、新人保育士に教える必要があります。基本的な社会人としての振る舞いや「報告・連絡・相談」の実践は、新人研修プログラムにしっかりと取り入れてることをおすすめします。

保護者への対応の仕方

新人保育士の皆さんが保護者と上手にコミュニケーションを取るためには、電話での欠席連絡や他の保育園からの問い合わせなど、日常のやり取りでの礼儀をきちんと身に付ける必要があります。

新人向けの対応マニュアルを研修用に準備し、 実際に教育担当の方が保護者役を演じて、新人保育士さんが実際に体験するような練習も取り入れることで実践力を高められます。子どもの怪我やクレーム対応など、緊急時の対処法も実際にロールプレイを通じて学んでもらうようにしましょう。

子どもへの接し方

新人保育士の中には「子どもたちのトラブルの仲介ができない」「集団での活動が苦手な子どもへどう対応したら良いかわからない」といった不安を持つ方もいます。

保育士の仕事は、子どもたちとの関わりの中で学ぶものが多いです。とはいえ、何もわからない状態で勤務に当たるのは不安なものです。研修の場では、実践を通じて学ぶことの重要性を強調しつつ、保育所の指針に基づいてこれまでの事例をもとに指導するのが効果的でしょう。

事務仕事や実技

事務仕事や実技も、大事な研修項目です。新人保育士が効率的にかつ適切に書類作成を行えるように、研修ではさまざまな書類のテンプレートやチェックリストを提供し、それを使って実践的な演習を行ってもらいましょう。

また、書類ごとの目的と重要性を理解してもらい、その情報をどのように保護者や他の職員に伝えるかも練習しておくのがおすすめです。指導案や連絡帳・おたより・企画書など、それぞれの書類を作る際の要点やポイント、注意すべきルールなどについても、具体的な例を挙げながら解説します。

エプロンシアターやペープサート・手遊びは、子どもたちとのコミュニケーションや言語発達を促すおすすめの遊びです。練習を通じてこれらの技術を習得し、保育士としての職務遂行能力を高めてもらいましょう。

新人研修の給料

新人 研修への参加は強制的である場合もありますが、任意でも推奨されていることが一般的です。新人研修は、仕事に必要なスキルや社会人のマナーを身につけるための場となります。

新人研修はあくまでも「仕事」なため、給料が支払われるのが一般的です。 研修期間が短いときは、アルバイトとして時給制で給料が支払われることもあります。

新人研修時の服装や持ち物

新入職員が新しい知識を吸収できるように、研修ではメモが必須になります。事前連絡でボールペンやノートなどの筆記用具を用意するように伝えましょう。

また、研修にふさわしい服装は研修の内容によって異なります。直接子どもたちと接する実習では、名札や名前の入ったエプロンが必要になるでしょう。前もって必要な持ち物や服装をリストアップし、準備不足にならないよう通知することも重要です。

研修内容の組み立て方について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

保育士の新人研修をする際の注意点

新人研修をする際の注意点は、以下の5つです。

  • 目的やゴールを設定する
  • 担当の保育士と擦り合わせをしておく
  • 保育士と信頼関係を築くようにする
  • 教育担当の保育士のサポートを行う
  • 研修内容などをマニュアル化しておく

それぞれ詳しく見ていきましょう。

目的やゴールを設定する

新たな職員の教育を効果的に進めるためには、研修の目標を事前に明確化することが重要です。目標には「新入職員が信頼のおける担任として機能する」「年齢別の保育プログラムを運営できる能力を身につける」など、実践的なスキルの獲得を含めるなどして具体性を持たせましょう。

新職員が情報を受動的に受け取るだけでなく、シミュレーションやロールプレイングなどを通じて実践的な経験を積むことも有効です。これにより、実際の職場環境で直面する可能性のあるシナリオを体験し、対応策を習得できるでしょう。

担当の保育士と擦り合わせをしておく

初めて保育士の職に就くにあたり、プロフェッショナルとしての振る舞いだけでなく、計画書の作成方法や子どもたちの情報を適切に扱う技術など、多くの知識とスキルを習得してもらう必要があります。

教育を担当するスタッフが中心となって指導を進めるとはいえ、そのすべてを1人で考えることは困難です。そのため、研修内容を保育園側で事前にすり合わせておくようにしましょう。

保育士と信頼関係を築くようにする

新人保育士の指導にあたる際は、先輩保育士と新人保育士の信頼構築に力を入れましょう。子ども達が園生活に慣れる過程を思い浮かべると、この点が理解しやすくなるかもしれません。

園に足を踏み入れたばかりの子ども達は、新しい環境や周囲の人々を慎重に観察し、自分にとって安全かつ快適な場所かを感じ取っています。初めは控えめな子も次第に集団の中心で活躍するようになることもあり、その変化は驚くほど大きなものです。

つまり、自分らしく振る舞える環境が整っている職場は、より積極的かつチャレンジ精神を持って行動できます。経験豊かな先輩保育士が新人保育士のメンターとなり、仕事の流れを1から教えることで、新人は安心して働き始められるでしょう。

教育担当の保育士のサポートを行う

保育園では新しい保育士を支える指導担当者として、クラスの担任が指導を任されています。しかし、新人の指導には職員一丸となって取り組むことが重要です。

育成責任者は仕事の成果が目にみえにくく、負担が大きいことから、孤立しないように支援する体制が求められます。指導者を一人に限定せず、主担当や副担当・メンターなど、複数名を配置するようにしましょう。

もし、教育担当が1人しかいない場合は、早急に副担当を立てるのがおすすめです。その際、ただお願いするだけでなく、新人に期待する役割・教えてほしい内容・困ったときの相談窓口の明示も忘れずに行ってください。

研修内容などをマニュアル化しておく

保育園で子どもたちに対して年間を通じた保育計画があるように、新しい保育士にも1年間を見据えたマニュアルを作成しておくことも重要です。新入職員育成のための指導マニュアルを策定し、職員たちの指導方針を統一するとともに、新しい保育スタッフが1年を通して成長するためのロードマップを作成しましょう。

指導する側がマニュアルに沿って指導を進めることは当然ですが、新人保育士にも「1年を通じてこれらの能力をつけてほしい」という期待を伝えることが大事です。自分に求められていることを知ることで、より自分から積極的に学ぶ姿勢が生まれますし、目標が明確になればそれに向かって努力もしやすくなるでしょう。

さらに、マニュアルを他の職員とも共有することで、ひとりの担当者に限らず、複数の職員で助け合える体制を構築できます。

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まとめ

保育園では、職員の態度や装いが園の印象を決定づけます。新入職員研修の準備は、保護者に安心を提供するための第1歩でもあります。研修の際は、新入職員が不安を感じず、積極的に学ぶ態度を取りやすいような配慮をしましょう。

新人保育士が自信を持って業務に対応できるよう、新人研修を通じて新人保育士をサポートすることが重要です。

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引用元:保育のカタチ

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この記事を書いた人

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