【例文つき】保育士が応募をためらう求人原稿と改善方法

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目次

はじめに

この記事では、求職者が応募をためらってしまう求人原稿と、その改善方法についてご紹介します。

近年、求職者はほとんど求人の情報をインターネットで探す時代になりました。

口コミサイトやSNSなど、求人原稿についての様々な情報がある中で、求職者が就職後にあまり良い思いをしなかった園が使っていた求人表現がまとめられ、求職者に警戒されるようになってきています。

この表現があったら要注意、と言われているものをわざわざ使う理由はありません。

求人原稿を見直して、応募がくる原稿にするために、注意すべき表現と改善方法をご紹介します。

なぜ応募をためらう原稿を作ってしまうのか

まず、採用担当者がなぜ求職者が応募をためらうような原稿を作ってしまうのでしょうか?

代表的な理由を3つご紹介します。

・他に原稿の書き方が分からない
・自分たちが就職活動をしているときによく見かけた
・媒体のテンプレートをそのまま使っている

などが主な理由だと推測されます。
以下にご紹介していきます。

他に書き方が分からない

採用経験のない担当者、あるいは園長先生や経営者などが求人原稿を作成するのはなかなか難しいです。

求職者からは忌避すべき表現だと言われていることを知らずに、何となく使ってしまうことはよくあることです。

自分たちがよく見た求人に書いてあった

今はよくない表現だと言われているものも、以前は効果があるとしてよく使われていたものです。

そのため、自身の経験から良い表現だと思って使ってしまう、というのが理由の2つ目です。

テンプレートをそのまま使った

求人媒体は求人原稿の作成をしやすくするため、テンプレートを用意しています。
そのテンプレート内に避けるべき表現が使われてしまっていた場合、そのまま使ってしまうと応募者から避けられてしまう原稿になってしまいます。

テンプレートをそのまま使っている、という点と、時代の流れや変化に対応できていない求人媒体を選定してしまっている、という別の問題もあります。

応募をためらう信用できない表現の具体例と改善策

それでは、求職者が応募をためらう表現の代表例をご紹介します。
一度は見たことのある表現だと思いますが、どう改善すべきかの具体例も合わせてご紹介します。

1点注意して欲しいのは、この表現に当てはまるような環境なら、表現を変えれば良い、ということ。ブラックな環境を誤魔化すために使っている園とは一線を引いて区別する必要がある、ということです。

アットホームな職場(環境)です

今の時代に信用できない表現の圧倒的代表例になってしまっているのが、

「アットホーム」という表現です。アットホームという表現には、園がもつ良くない部分を塗り替えてしまう力があります。そのため重宝されてきた単語です。

例えば、

・園長や経営者がワンマン体制を作っている可能性
・会社の行事やイベントごとが多い
・ベテランの権力が強い
・仲良し意識が強く、良くないことも有耶無耶にされてしまう
・他にアピールすることがない

などが想像できます。

人間関係の悩みが多い保育士という職業で、このような職場に入ってしまったら、その後どうなってしまうのだろう、と思われてしまいます。

改善案

アットホームな職場、を別の表現に改善するためには、アットホームとは具体的にどういうことなのかを明確にする必要があります。

例えば

・仕事で困ったことや悩み事をすぐに園長や主任に相談できます。
・仕事の方針ややり方について、職員同士で相談しながら進めています。
・子育て中の職員が多く、子どもの急な体調変化に理解のある職場です。
・シフトはそれぞれの予定を皆で相談しながらお休みが取りやすい環境です。

このような表現も、あいまいにまとめてしまうと、アットホームな職場になってしまいます。

せっかくの自園の魅力は、具体的にどういうことなのか、をしっかり言語化して伝えてみてください。

正社員登用制度あり

保育士業務未経験の方や、ブランクから復帰される保育士さんは、まずはパートからと考える方もいらっしゃいます。

パートから始めて、業務に慣れたら正社員に、というキャリアプランを考えている保育士さんにとっては、正社員登用制度がある、というのはとても魅力的。

ですが、制度があるだけで、実績がなければ絵に描いた餅。
求人で応募を集めるためだけの表現になってしまうことから、求職者から警戒される原因になってしまいます。

改善案

正社員登用制度あり、に加えて、具体的な登用の基準や、過去の実績を記載しましょう。

例えば、

正社員登用制度あり。

※希望者との面談の上、登用試験(ペーパーテスト)を行います。
過去にも登用実績がありますので、安心して相談できますよ。
検討されている方は面接の際にご質問くださいね。

過去の実績
・令和2年度⚪️名
・令和3年度⚪️名

など、具体的に何をすれば正社員になれるのか、以前実績はあるのかを具体的に記載することで求職者が安心して応募できるように工夫しましょう。

「急募!」

急な欠員が出てしまうことは幼保業界ではよくあることです。
しかしながら、急募、という表現は求職者にとっては良い印象をもたれません。

その理由としては

・急募しなければならないほど人手不足なのかも
・誰でもいいので急ぎで集めてます、と見える
・急に人が辞めてしまうような理由があるのでは?

と考えられてしまう可能性があるから。

改善策

急ぎの募集の場合は、その背景を具体的に伝えるとともに、このような状態になるのはレアケースだと伝えることで、求職者に安心してもらうことが重要です。

例えば、

・⚪️月に産休に入る先生が⚪️名立て続けに出たため
・定着率もよく、長く続けてくださっている先生が多いため、求人が出ることが少ない園です(むしろチャンスですよと伝える)

というように、具体的に背景や理由を伝えましょう。

改善するためには、曖昧な表現を具体的にすることが重要

応募者が応募をためらう表現は総じて曖昧な表現が多く、そのために応募者から敬遠されてしまいます。

改善するためには、上述の各種改善案のように、表現をより具体的にすることが重要です。

その際に意識することは、

・なぜそうなったのか?
・分解すると、どういうことなのか?
・どうすれば良いのか?

など、5W1Hであいまいな表現を掘り下げていくことで、記載するべき内容を見つけることが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
求職者が応募をためらってしまう表現は、曖昧なものが多く、そのために良くない状態を誤魔化しているのではないかと思われてしまいます。

上記の例を参考にしながら、具体的に記載することで、応募者の不安を払拭することが重要です。

保育のカタチでは、求人原稿の作成代行やコンサルティングも行っています。

求人原稿を変えただけで、緊急の採用を成功させた事例などもございます。

無料相談では、御社の求人原稿に対するご相談もOK!
実際の原稿を拝見しながら、改善ポイントをお伝えすることも可能です。

ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

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