保育士として働いている方の中には、今後役職に就きたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、保育園における役職と、キャリアアップするための条件・手当・給料などを詳しく解説します。保育士の役職について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ
引用元:保育のカタチ
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住所 | 〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201 |
許可番号 | 厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764 労働者派遣事業:派27-304996 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、パート |
求人施設 | 保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など |
対応エリア | 全国 |
連絡手段 | 電話番号:06-6210-5326 LINE |
保育園における保育士の役職にはどのような種類がある?
保育園における保育士の役職は、主に以下の5つです。
- 園長
- 主任
- 副主任
- 専門リーダー
- 分野別リーダー
以前は、園長と主任の2つが役職として一般的でしたが、2017年の処遇改善等加算Ⅱ導入により、新たなキャリアが開かれました。
処遇改善等加算Ⅱによって副主任、専門リーダー、分野別リーダーなどの新たなポジションが設けられ、保育士がより充実したキャリアを築くことが可能です。
多様な役職が設けられたことで、保育士たちに選択肢と成長の機会が与えられるようになったといえるでしょう。
園長になるための条件や給与・仕事内容
ここからは、園長になるための条件や給与・仕事内容を詳しく解説していきます。園長の役職に就きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
条件
園長になるための条件は、保育園の形態によって異なります。
公立保育園 | ・通常10年以上の保育士経験が必要 ・昇格試験を受験して自治体が承認すれば園長に就任できる |
私立保育園 | ・独自の基準で園長が選ばれることが一般的 ・多くの場合、クラス担任、リーダー、主任などで約10年以上の保育士経験がある人が選ばれる傾向にある |
給与
園長の給与は、運営主体ごとに異なります。私立保育園が年収679万円程度、公立保育園が年収759万円程度となっています。
一般的な保育士の平均年収と比較して1.5倍以上高く、初任給からの伸びも著しくあります。
仕事内容
園長の主な仕事は、保育園全体の管理です。子どもたちが安心・安全に過ごせるような環境を整え、地域との連携を強化します。
また、人事・採用活動やトラブル時の対応など、多岐にわたる業務があります。
今後、園長になりたい方は、下記の記事もご覧ください。
「保育園 園長 資格」の内部リンク挿入
主任になるための条件や給与・手当
次は、主任になるための条件や給与・手当を紹介します。主任の役職に就きたい方は、ぜひチェックしてください。
条件
主任になるためには、公立保育園では通常25年以上、私立保育園では5〜8年以上の保育士経験が必要とされます。
主任としてのステップアップするためには、日本保育協会が主催する「主任保育士研修会」への参加が有効です。研修を通じてスキルアップを図り、主任の役割に求められるリーダーシップや専門的なスキルを磨くことが、主任になるための条件を満たす一環となります。
給与
主任保育士の給与は、職務手当が月4万円程度に設定されている場合が多く、422万円程度の年収となる場合が多いです。ただし、勤続年数による昇給も影響します。
仕事内容
主任の仕事は現場の保育士をまとめ、保育園の環境を整えるリーダーシップを担うことです。通常、クラスを担当することはありませんが、園長や現場の保育士をサポートしたり、新人保育士を指導したりします。
副主任になるための条件や給与・手当
ここからは、副主任になるための条件や給与・手当を紹介します。副主任の役職に就きたい方は、ぜひ参考にしてください。
条件
副主任になるための条件は、下記のとおりです。
- 経験年数: 約7年以上
- 職務経験: 職務分野別リーダー
- 研修履歴: キャリア研修でマネジメント分野に加えて、3つ以上の分野で研修を修了している
- 専門リーダー発令: 各保育施設において専門リーダーの発令を受ける
これらの条件を満たすことで、副主任への昇進が可能です。
給与
副主任の役職には、役職手当が支給されます。副主任の場合、支給される役職手当は、通常は月額4万円です。これは、役職に伴う追加の責務やリーダーシップを担うことへの報酬として設定されています。
仕事内容
副主任の役割は、主任をサポートし、業務を円滑に進めることです。主任の業務や対応を把握し、正確かつ丁寧なサポートをすることで、組織全体の業務効率の向上を図ります。
専門リーダーになるための条件や給与・手当
次に、専門リーダーになるための条件や給与・手当を紹介します。専門リーダーの役職に就きたい方は、ぜひチェックしてください。
条件
専門リーダーになるための条件は、下記のとおりです。
- 経験年数: 約7年以上
- 職務経験: 職務分野別リーダーとしての経験
- 研修履歴: キャリア研修で4つ以上の分野で研修を修了している
- 専門リーダー発令: 各保育施設において専門リーダーの発令を受ける
これらの条件をクリアすることで、専門リーダーの役割に就くことが可能となります。
給与
専門リーダーは、役職手当が支給されます。専門リーダーとしての責務やスキルに報い、通常月額4万円の手当が支給されます。
これは、専門的な知識やリーダーシップが求められるポジションにおいて、経験と専門性を評価するために設けられた報酬です。
仕事内容
専門リーダーは、保育園において成長段階ごとの子どもたちの保育、食育、衛生管理などの専門分野でリーダーシップを担うポジションです。専門知識を駆使し、ほかの保育士にアドバイスやサポートをすることもあります。
職務分野別リーダ―になるための条件や給与・手当
ここからは、職務分野別リーダーになるための条件や給与・手当を紹介します。職務分野別リーダーの役職に就きたい方は、ぜひ参考にしてください。
条件
職務分野別リーダーは、以下の条件を満たす必要があります。
- 経験年数: おおよそ3年以上
- 研修履歴: 担当する職務分野に関する研修を1分野以上修了していること
- リーダー発令: 各保育施設において職務分野別リーダーの発令を受け、その分野でのリーダーシップを発揮すること
これらの条件をクリアすることで、職務分野別リーダーとしてのポジションに昇進でき、特定の分野においてリーダーシップを発揮する機会を得られるでしょう。
給与
職務分野別リーダーの役職には、役職手当が支給されます。職務分野別リーダーになることで支給される手当は、通常月額5,000円です。これは、リーダーシップや特定の職務分野での専門性を発揮することへの報酬として設定されています。
仕事内容
職務分野別リーダーは、以下の6つの専門分野で保育士に対して指導やアドバイスを行う重要なポジションです。
- 乳児保育
- 幼児教育
- 障害児保育
- 食育・アレルギー対応
- 保健衛生・安全対策
- 保護者支援・子育て支援
役職欄の書き方
職務経歴書を作成する際は、具体的な情報を盛り込むことがポイントです。経験や実績を細部まで詳細に記載し、保育士としてのスキルや貢献をアピールするのがおすすめです。
担当した役職はアピールポイントとなるため、〇〇リーダー、主任などと書き込みましょう。実績は具体的な成果や改善事例を挙げ、積極的な姿勢を示しましょう。
まとめ
この記事では、保育士の役職について紹介しました。保育士の役職には、園長や主任・副主任・専門リーダー・職務分野別リーダーの5つがあります。
役職に就くには、条件を満たすことが必要です。キャリアアップを目指したい方は、それぞれの条件や役割を参考にしてみてください。
保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ
引用元:保育のカタチ
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保育のカタチは日本で唯一、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団です。現場の先生には、まずは話を聞いて、ヒアリングをもとに最適な幼保施設の提案をいたします。無理に転職を促したり、会わずに提案をしたりすることはありません。
転職を考えている保育士はぜひ一度保育のカタチにご相談ください。
住所 | 〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201 |
許可番号 | 厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764 労働者派遣事業:派27-304996 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、パート |
求人施設 | 保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など |
対応エリア | 全国 |
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