保育士は年度途中にうつ病で退職できる?退職までの流れや退職理由の伝え方を紹介!

保育士はうつ病になりやすい職業といわれています。保育士がうつ病になっても年度途中で退職できないのでしょうか。

保育士がクラス担任を持っている場合、年度途中で退職できないと思っている方はたくさんいるでしょう。円満に退職できる方法は「年度終わりで退職する」ことです。しかし、うつ病を患った場合はどうなのでしょうか。

この記事では、うつ病になった場合は年度途中に退職できるのか、円満に退職するための流れや伝え方を解説します。

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目次

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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住所〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201
許可番号厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764
労働者派遣事業:派27-304996
雇用形態正社員、契約社員、パート
求人施設保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
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保育士は年度途中にうつ病で退職できる?

保育士がうつ病になったときは、年度途中でも退職できます。もちろんベテラン保育士でも新卒保育士でも退職は可能なので心配はいりません。

保育士は息つく間もないほど、ハードな労働が長時間続くことが多くあります。さらに、人間関係にも気を使うため、うつ病になりやすいといわれています。

「ちょっとおかしいな」「うつ病かな」と思ったら無理をせずに病院を受診しましょう。

また、体調不良の場合は休職を視野に入れるのもおすすめです。

うつ病とは?

次に、うつ病について解説します。

うつ病とは、厚生労働省によると「脳内の神経伝達物質「セロトニン」「ノルアドレナリン」が減ってしまう病気」だといわれています。

うつ病は「怠けているだけ」といわれることもありますが、れっきとした病気です。

ここからは、うつ病の症状と治療法について解説します。

うつ病の症状

うつ病の症状は、精神的症状と肉体的症状にわかれます。

精神的症状肉体的症状
・訳もなく悲しくなる
・憂うつになる
・何にも興味がわかない
・イライラし怒りっぽくなる
・集中力や判断力がなくなる
・自分に価値がないように思える
・死にたくなる
・眠れない
・寝すぎる
・疲れやすい
・食欲が減る
・食欲が止まらない
・頭痛
・めまいや吐き気
参考:厚生労働省|うつ病

うつ病は初期症状として肉体的症状が現れることが多いといわれています。一人ひとり症状が異なるため、自分では判断しにくいです。

適切な治療を受けるために、おかしいと思ったら早めに医療機関に相談に行きましょう。

うつ病の治療法

うつ病の治療法は「投薬」「精神療法」「休養」の3つです。

  • 投薬
    神経伝達物質のバランスを整える
    【不安感を和らげる抗不安薬や落ち込んだ気分を和らげる抗うつ薬】
  • 精神療法
    医師は投薬だけでなくカウンセリングによる心理面から治療
    【ストレスの軽減や考え方の改善】
  • 休養
    うつ病改善にとって最も必要な休養
    【うつ病の原因とされるストレスを軽減させる環境へ】

医師の指導の下、しっかりと治療すれば症状は改善するします。焦らず、ゆっくりと治療をしましょう。

保育士がうつ病になりやすい理由

なぜ、保育士がうつ病になりやすいといわれているのでしょうか。その要因は、以下の4つです。

  • 長時間労働
    保育士は子どもが退園したあともさまざまな仕事をしなくてはいけません。事務仕事や制作物など、多くの作業を抱えてサービス残業をする保育士も多くいます。
  • 子どもの命を預かるプレッシャー
    子どもを預かっている以上、子どもに万一のことがあってはいけません。命を預かっているプレッシャーは相当大きなものです。
  • 保護者への対応
    保護者とうまくコミュニケーションが取れないことがあると、精神的に大きなダメージを受けます。保護者との信頼関係がうまく築けられれば楽しい仕事ですが、中にはクレームが多く対応が大変な保護者もいます。一部の保護者が引き金となってうつ病になることがあります。
  • 給料の割が悪い
    保育士は長時間過酷な状況で働いていますが、給料は低いです。給料が労働に見合っていないことも、うつ病を引き起こす原因の1つといえるでしょう。

保育士が年度途中にうつ病で退職する際の流れ

うつ病が原因で年度途中に退職する際、どのようにすればスムーズに退職できるでしょうか。退職までの流れを解説します。

①退職する旨を伝える

精神的にも肉体的にも年度末まで勤務できないと思った際は、退職日の1~2ヶ月前に退職の意思を伝えましょう。引継ぎを考えると、数ヶ月程度の期間が必要です。

退職理由はもちろん伝えなくてはいけませんが、あまり細かい内容までは伝えないほうが良いでしょう。医師の診断書を添えられれば、必要以上に理由を伝えることなくスムーズに退職の話が進みます。

退職届の書き方を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

②引継ぎをする

年度途中で退職する際は、自分の仕事を後任の保育士に引き継がなくてはいけません。

担任を持っている場合は、子どもの情報(アレルギーや気をつけたい点など)だけでなく、家庭状況や保護者との付き合い方なども引き継ぎましょう。

保育園では、年間を通してさまざまな行事があります。自分が関わった行事での詳細も引き継いでおくのがおすすめです。また、備品や書類の保管場所を文書として残しておくのも効率的です。引継ぎの保育士がといつでも見ることができ、退職後も再確認できます。

③退職する

退職日になったら、勤務は終了します。退職時には、書類のやり取りや備品の返却が必要となります。以下の書類がいつ届くのかを確認しておきましょう。

  • 離職票
  • 雇用保険被保険証
  • 源泉徴収票
  • 年金手帳

退職時には、制服や鍵・入園証・健康保険証などの返却も忘れてはなりません。また、退職と同時に保険証の資格が失効するため、国民健康保険に入るのか扶養に入るのかを決めておくと良いでしょう。

退職前から病院通いをしている場合、切り替えるまで保険証が使えないため注意が必要です。

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うつ病に悩まされる保育士は休養を取ってから転職するのがおすすめ

うつ病は、しっかりと休養を取ることが重要です。転職を視野に入れている方は、休養を取ってから転職活動を行いましょう。

生活費が気になる・復職しにくくなるのではないかと不安という方もいるかと思います。うつ病はしっかりと治療をすれば治る病気です。症状が改善されていない状態で転職活動を行うと、また余計なストレスがかかり、悪化する可能性もあります。

そのため、十分に休養して心身が安定してから転職活動をするのがおすすめです。

【うつ病】転職先への退職理由の伝え方

ここからは、転職先への退職理由の伝え方について解説します。

うつ病で退職した場合

うつ病がきっかけで退職した場合は、「業務が多く心身のバランスを崩してうつ病になった」ということを伝えてかまいません。そのあと、「業務に追われて子どもと向き合えなかったので、もっと子どもと向き合う時間が取りたくて退職した」旨を伝えると良いでしょう。

転職先には退職理由を正直にすべて伝えましょう。全てを受け入れたうえで採用されれば、その職場での再発を防ぐこともできます。

うつ病で休職していた場合

転職前に、うつ病での休職期間があった場合も、正直に休職していたことを伝えましょう。休職期間も保育士歴に含まれるため、実際の経験歴より高いスキルを期待されることになります。

休職して療養したこと、現在は業務に支障がないことをしっかり伝え、これからの保育に対する抱負も伝えると好印象を残せます。

休職が採用のマイナスになることはほとんどないため、正直に伝えて問題ありません。

うつ病から復帰して転職する際のポイント

うつ病が改善した後、転職先を探す際は、保育士への配慮が行き届いた職場かどうかを見極めることが重要です。保育士は同僚や子ども・保護者との人間関係が密になるため、メンタルヘルスケアを重視している保育園がおすすめです。

また、休職制度があるのか、休みが取りやすいのかも確認しておきましょう。病気に対しての理解や配慮が行き届いた保育園であれば、安心して業務に専念できるでしょう。

まとめ

保育士がうつ病を発症した場合、年度途中でも退職が可能です。ただし、1〜2ヶ月前には保育園に伝え、きちんと引継ぎをするようにしましょう。

保育士はうつ病にかかりやすいといわれています。うつ病は他人から見れば「ただ怠けてるだけ」と思われがちですが、立派な病気の1つです。

転職する際は、無理をせずに十分休養してから転職活動を行うと良いでしょう。

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保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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