保育士資格は主婦でも取れる?資格の取り方や受験資格・勉強方法などを徹底解説!

共働き世帯の増加に伴い、保育業界は常に人材を求めています。保育士資格は誰でも取得できることから、子育てが一段落した40代や50代の主婦が取得を目指す方も増えてきました。主婦から保育士の資格を取得しようと考えている方もいるでしょう。

この記事では、保育士未経験の主婦が保育士資格を取るための方法や受験資格、合格するための勉強法を解説します。第二のキャリアとして保育士を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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住所〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201
許可番号厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764
労働者派遣事業:派27-304996
雇用形態正社員、契約社員、パート
求人施設保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
LINE

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保育士資格は誰でも取れる!受験者数も増加傾向に

保育士資格試験に厳しい受験条件はなく、誰でも取得可能です。そのため、受験者数も増加傾向にあります。

2020年の受験者数は44,914人でしたが、2022年は79,378人と2万人以上増加しています。受験者数が増加傾向にある理由として、以下の5つが挙げられます。

  • 共働き世帯の増加
  • 勤務先の多様化
  • AIで代わりのできない職業
  • 働き方改革
  • 地域限定保育士試験が誕生

参照元:厚生労働省「保育士の現状と主な取組

保育士資格の取り方

保育士資格は、養成学校を卒業するもしくは独学・通信講座で取得可能です。

それぞれの方法を詳しく解説します。

養成学校を卒業する

保育士資格は、養成学校を卒業することで取得できます。養成学校は卒業と同時に保育士資格が付与されます。

養成学校は「指定保育士養成施設」とも呼ばれ、専門学校や短期大学・4年制大学とさまざまな形態があるので、自分に合う学校を選ぶと良いでしょう。

学費については、4年制大学が400万以上、短期大学や専門学校ではおおよそ200万円といわれます。

独学・通信講座

参考書を購入して自分で勉強したり、通信講座を使ったりして国家試験に合格する形でも保育士資格は取得できます。

参考書を購入して勉強する場合、テキスト数冊および過去問題集を揃えるのに2万円ほど費用がかかります。独学は全て自分1人で進めて行くため、計画を立てるのが得意な人、コツコツ学習できる人におすすめです。

保育士資格の通信講座の相場費用は4万円〜6万円かかりますが、オンラインサポートで相談できる点がメリットです。

独学や通信講座でも保育士資格を取得できますが、最終学歴により受験資格が異なるため注意が必要です。高卒と中卒で受験できる条件が異なるので、確認しておくと良いでしょう。

最終学歴が高卒の場合

最終学歴が高卒の方は、卒業年度により受験資格の有無が異なります。高校の卒業年月日が、1991年3月31日以前または高校の保育科の卒業年月日が1996年3月31日以前の人は受験資格があります。

1991年4月1日以降に高校を卒業した人は受験資格がないため「児童福祉施設または特定の施設」での実務経験が必要です。2年以上かつ2,880時間以上の実務経験を積むことで、保育士試験の受験資格が得られます。

実務経験として認定される施設は、下記のとおりです。

該当する児童福祉施設
保育所(利用定員20名以上)保育所型認定こども園
幼保連携型認定こども園児童厚生施設(児童館)
児童養護施設助産施設
乳児院母子生活支援施設
障害児入所施設児童発達支援センター
児童心理治療施設児童自立支援施設
児童家庭支援センター
該当する特定の施設
認可外保育施設(認証保育園、認定保育園 等を含む)一時預かり事業
小規模保育事業(小規模認可保育所 等)へき地保育(特例保育)
幼稚園型認定こども園小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)
幼稚園(特別支援学校幼稚部を含む)一時保護施設
家庭的保育事業(保育ママ 等)放課後等デイサービス

 受験資格認定基準をクリアした場合は、受験資格認定を申請し、認定を受けると受験資格を得られます。

最終学歴が中卒の場合

最終学歴が中卒の方は受験資格がないため、実務経験を積む必要があります。「児童福祉施設または特定の施設」において、5年以上かつ7200時間以上の実務経験を積みましょう。

実務経験は、保育士の資格が不要な保育補助からスタートするのがおすすめです。

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主婦が保育士資格を取るのに必要な費用

国家試験を受ける場合は、下記の費用がかかります。

  • 受験手数料 :12,700円
  • 申請費用 :350~1,123円(郵送とオンラインで費用が異なる)
  • 登録申請料 :4200円

受験する際は、オンラインもしくは郵送にて受験申請します。郵送で受験書類を取り寄せる場合、郵送料が250円かかります。

保育士試験について

保育士試験は1年に2回実施され、筆記試験が一次試験、実技試験が二次試験となっています。

ここからは、保育士試験の日程や試験内容について解説します。

試験日程

保育士試験は、毎年前期と後期の2回実施されます。

前期試験筆記試験:2024年4月20日(土)・21日(日)
実技試験:2024年6月30日(日)
後期試験筆記試験:2024年10月19日(土)・20日(日)
実技試験:2024年12月8日(日)

自然災害等により試験が中止となった場合、再試験はありません。また、受験の申請方法・期間などの詳細は試験実施予定の6ヶ月前に発表予定です。

参照元:全国保育士養成協議会「令和6年試験案内

試験内容

保育士試験は、一次試験が筆記試験、二次試験が実技試験となります。各試験内容を紹介します。

筆記試験

筆記試験は、以下の9科目が出題範囲です。

  • 保育の心理学
  • 保育原理
  • 子ども家庭福祉
  • 社会福祉
  • 教育原理
  • 社会的養護
  • 子どもの保健
  • 子どもの食と栄養
  • 保育実習理論

筆記試験はマークシート方式で実施され、全ての科目に合格する必要があります。各科目100点満点中60点以上が合格基準点です。

ただし「教育原理」と「社会的養護」は2科目で1組扱いとなるため、それぞれ50点満点中30点以上の得点が必要となります。合計で60点を超えていたとしても、片方が30点未満だった場合は不合格となります。

万が一、9科目全て合格できなかった場合でも全ての科目で再受験となるわけではなく、合格した科目は3年間有効期間が設定されています。そのため、次の保育士試験では不合格の科目だけを受験する形となります。

実技試験

筆記試験で全科目に合格すると、実技試験へ進めます。実技試験は音楽・造形・言語の3つから2つを選択して受験します。

実技試験の内容を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

独学・通信講座で保育士資格を取得する際のポイント

ポイントを押さえておけば独学・通信教育でも保育士資格は取得可能です。ここからは、独学・通信講座で保育士資格を取得する際のポイントを4つ紹介します。

戦略を立てる

戦略を立てて何回の試験で合格するのかを決めることも重要です。

保育士試験には科目合格制度があるので、1度に9科目を勉強して全てギリギリ不合格、よりも、1度の試験で3〜4科目をしっかりと勉強して合格して、科目を積み上げていく、という方法もあります。

ご自身の使える時間と相談しながら戦略を立てることが重要です。

学習期間を予め決めておく

保育士試験は、予め学習時間を決めて勉強するのが重要です。

一般的に、保育士資格を取得するためには、100時間〜150時間ほどの学習時間が必要といわれています。いつ合格したいのかを明確にして学習時間を決めておきましょう。

空き時間を活用する

家事や育児の合間に勉強するのは簡単ではありません。そのため、空き時間を活用するのがおすすめです。

テレビを見る時間を減らす・電車での移動時間を活用するなど、15分ほどの隙間時間を活用し勉強を継続すれば、しっかりと学習時間を確保できます。

幅広く学習する

保育士の国家試験は、とにかく試験範囲が広いのが特徴です。1科目ずつじっくり取り組むより、全ての範囲をまんべんなく学習することを意識してみてください。

過去問題集を解いて苦手分野を見つけたら、深く掘り下げていくと良いでしょう。

国家試験におすすめの本を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

まとめ

主婦でも保育士資格を取得することは可能です。養成学校に通うもしくは独学・通信講座を利用して、保育士資格を取得しましょう。

生活スタイルにあった学習方法を選択することで、合格への道が着実に開けます。しっかりと学習時間を決めておき、隙間時間を活用したり、幅広く学習したりしましょう。

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保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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この記事を書いた人

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