【保育士必見】保育士の年間休日はどのくらいあるの?平均休日数や勤務時間について解説!

憧れの職業ランキングによくランクインする保育士ですが、休みが少ないとも言われています。

実際に保育士の年間休日はどのくらいあるのでしょうか。今回の記事では、保育士の平均年間休日数や勤務時間について解説します。

これから保育士になりたい方や保育士として働いていて休みが少なくて辛い方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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目次

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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住所〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201
許可番号厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764
労働者派遣事業:派27-304996
雇用形態正社員、契約社員、パート
求人施設保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
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保育士の年間休日は少ない?平均はどのくらい?

厚生労働省が出している「令和3年就労条件総合調査の概況」によると、令和2年度の全業種の平均年間休日数は116.1日です。

また、厚生労働省の「平成30年就労条件総合調査の概況」では、保育士を含む医療・福祉分野の平均年間休日数は111.5日であると示されています。一方、年間休日が最も多い電気・ガス・熱供給・水道業分野の平均年間休日数は120.9日です。

そのため、医療・福祉の分野で働く保育士は、他の職種と比べて年間休日が少ないことが分かります。

保育士の年間休日に関する基本情報

ここでは、保育士の年間休日に関する基本情報について解説します。

特に週休2日制と完全週休2日制の違いは勘違いしやすいので、しっかりと確認しましょう。

保育士の勤務パターン

保育士の勤務パターンには、朝間保育・夕間保育・日中保育・24時間保育などがあります。朝間保育では、朝(通常7時頃)から午後3時頃まで勤務します。夕間保育では、午後3時頃から夜(通常7時頃)まで勤務します。日中保育では、朝から夕方まで勤務します。

どの勤務パターンの場合でも、下記で解説する休暇制度が採用されていることが多いです。

完全週休2日制

完全週休2日制」では、1週間に2日間の休日があります。

完全週休2日制が採用されている保育園では、ゆっくり休みを取ることができます。1週間に2日の休暇を取れるので、労働環境が良いと言えるでしょう。

ただし、祝日が休日に含まれるかどうかは保育園によって異なるので、注意が必要です。

週休2日制

休日2日の週が月に1回以上あり、他の週は1日以上の休みがある制度を「週休2日制」と言います。

勘違いされがちですが、週休2日制は必ず毎週2日休めるという意味ではないので、注意が必要です。

週休2日制と完全週休2日制の違いをまとめると、以下のようになります。

週休2日制休日2日の週が月に1回以上あり、他の週は1日以上の休みがある
完全週休2日制毎週必ず2日の休みがある

保育園の求人を探す際は、この違いをしっかりと押さえるようにしましょう。

年間休日○日の保育園はどのくらい休める?

年間休日○日と聞いても、具体的にイメージが沸かない保育士の方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、年間休日○日の保育園はどのくらい休めるのかについて詳しく解説します。

年間休日105日の保育園

「年間休日105日」は、労働基準法によって定められている年間休日数の最低ラインです。

労働基準法の定める1日8時間・週40時間で働いた場合、労働日数は最大で260日です。1年はおよそ52週なので毎週必ず2日休むと、1年間の休日は104日になります。

つまり、「年間休日105日」だと祝日が休みになっていなかったり、夏季休暇や年末年始休暇が含まれていなかったりします。年間休日105日の保育園は、休みが少ないと言えるでしょう。

年間休日108日の保育園

「年間休日108日」は、法律で決められた最低休日数より多いですが、休日が多いとは言えません。祝日+日曜日の日数68日と、月1回のペースで土曜出勤をした場合に休める土曜日の日数40日を足すと、108日になります。

105日の計算からわかるように、こちらにも夏季休暇や年末年始休暇は含まれていません。つまり、年間休日108日の保育園も休みが少ないと言えるでしょう。

年間休日120日以上の保育園

日本の場合、法定休日は祝日・国民の祝日・振替休日などがあり、全部で約120日です。つまり、「年間休日120日」は、土・日・祝を全て休んだ場合の休日数とほぼ等しくなります。

また、先程解説したように全業種の平均年間休日数は116.1日です。そのため、年間休日が120日以上ある保育園は休みが多いと言えるでしょう。

年間休日が120日以上の保育園もあるので、就職活動・転職活動の際はチェックすると良いでしょう。

年間休日130日以上の保育園

年間休日130日以上の保育園は、休みがとても多いと言えます。

年間休日130日以上を実現している保育園では、夏季休暇や年末年始休暇などが充実しているでしょう。

ただ、1年のうち3分の1以上休める好待遇の代わりに、1日の勤務時間が長いケースもあります。求人を探す際は、就労条件をしっかり確認しましょう。

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保育士の年間休日に含まれる休暇と含まれない休暇

保育士の休暇には、年間休日に含まれる休暇と含まれない休暇があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

年間休日に含まれる休暇

保育園が公休として定めていれば、夏季休暇や年末年始休暇は年間休日に含まれます。

公立保育園で働く保育士は地方公務員の扱いになるため、自治体によって夏季休暇と年末年始休暇の日数が定められています。ただし、保育園が就業規則で公休と定めていない場合は年間休日には含まれないので注意しましょう。

年間休日に含まれない休暇

年間休日に含まれない休暇は、慶弔休暇や特別休暇、有給休暇、代休などです。

慶弔休暇は、全国的な休日である連休、その他の公的な行事に伴う休日などが含まれます。特別休暇の例としては、家族の病気療養や出産、親族の結婚式などが挙げられます。

有給休暇は、勤務した日数に応じて付与される休暇です。代休は、病気や家族の病気などの都合で休む場合に付与される休暇です。

有給休暇などを使用しない場合や病気で休む場合、都合により休みを取らなければならない場合なども年間休暇には含まれません。

保育士は有給休暇を取れる?

有給休暇とは、以下の条件を満たした全ての労働者に付与される休暇のことです。

  • 雇用されてから6か月間継続して勤務している
  • 6か月間の全勤労日のうち80%以上出勤している

上記の条件を満たしていれば、雇用形態や業種など関係なく全ての労働者に有給休暇が付与されます。そのため、1年目でも雇用されてから6か月経過すると有給休暇が付与され、取得できるようになります。

保育士の有給休暇の取得状況

全国保育協議会 会員の実態調査報告書2016」によると、私立保育園で働く保育士の有給休暇取得の現状は以下の通りです。

【保育士の有給休暇取得日数】

  • 2日以内:2.6%
  • 3日~6日:23.9%
  • 7日~9日:27.2%
  • 10日~15日:30.7%
  • 16日~20日:9.6%
  • 21日以上:1.9%

保育士は有給休暇を取りづらいイメージがありますが、極端に低いというわけではなさそうです。

保育士が有給休暇を取りにくい理由

保育士が有給休暇を取れない・取りにくい理由としては、以下のようなことが考えられます。

  • 保育士の人手が足りない
  • 保育園全体で有給休暇が取りづらい雰囲気にある

人手が足りていない保育園では1人の保育士が休むと、他の職員がいつもの倍以上働くことになります。子どもを見る保育士が少なくなるので、安心して有給休暇を取得することが難しいでしょう。

また、保育園全体で有給休暇を取る人が少ないと、休みを取りづらい雰囲気になってしまいます。このような理由から保育士は有給休暇を取れない・取りにくいようです。

下記記事では、保育士が有給休暇を取りやすくする方法について解説しています。

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年間休日の多い求人を探すには?

年間休日の多い求人を探すには、以下のポイントを確認すると良いでしょう。

  • 完全週休2日制を採用している
  • 保育士の人手が足りている

完全週休2日制の保育園であれば、120日以上の年間休日も狙えます。また、人手の足りている保育園では、出勤日数を減らしても問題がないので、年間休日も増える傾向にあります。

年間休日を増やしたい保育士の方は、以上のポイントに気を付けて求人を探してみてください。

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下記記事では、保育士求人の探し方について詳しく解説しています。

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まとめ:年間休日を増やしたいなら転職するのも1つの手

今回の記事では、保育士の年間休日について詳しく解説しました。

他の業種と比べて、保育士の年間休日は少ない傾向にあります。ただ、年間休日の多い保育園がないというわけではありません。

年間休日が多い園を希望する保育士の方で、今の勤務先でなかなか休みが取れないのであれば、転職先を探してみるのも1つの手です。

正社員・正職員であっても年間休日の多い求人はあるので、気になる保育士の方は「保育のカタチ」のような保育士専門の転職サイトで探してみましょう。気になる求人があったら、まずは問い合わせてみることをおすすめします。

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