【知らないと危険】保育士は副業しても大丈夫?副業のメリットデメリットも解説

保育士の仕事についている方の中には、「やりがいはあるけれど、もう少し給与が高ければ」と考える方もいるのではないでしょうか。そのようなとき、副業を考えることもあるでしょう。

保育士の副業は就業先や就業規則によって禁止されていることがあります。

そこで本記事では、保育士の副業の可否やメリット・デメリットについて徹底解説します。

この記事を読むことで、以下の点について知ることができます。

  • 副業可能かは就業形態によること
  • 給与の手渡しでもバレる可能性があること
  • 副業を始めるなら事前に保育園に相談をしてから始めるのがおすすめなこと

副業を検討している保育士の方はぜひ、参考にしてください。

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目次

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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住所〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201
許可番号厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764
労働者派遣事業:派27-304996
雇用形態正社員、契約社員、パート
求人施設保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
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保育士の副業が禁止かどうかは就業先によって異なる

保育士の副業が禁止かどうかは就業先によって異なります。そこで、以下の3つに分けて副業の可否を解説します。

  • 公立の保育園に公務員として勤めている場合
  • 私立の保育園に正社員として勤めている場合
  • パート/アルバイト/派遣として勤めている場合

公立の保育園に公務員として勤めている場合

公立の保育園に公務員として勤めている場合、副業は認められません。

公務員の副業については地方公務員法第38条において「あらゆる報酬のある兼業に従事することを制限する」と記されているためです。

私立の保育園に正社員として勤めている場合

私立の保育園に正社員として勤めている場合は、園によって副業の可否が異なります。

自身の勤めている保育園が副業禁止かどうかは就業規則を確認すると良いでしょう。就業規則に「副業禁止」と明記されている場合、副業を行うと規則違反で解雇になる可能性もあります。

パート/アルバイト/派遣として勤めている場合

パートやアルバイトとして勤めている場合は、就業先の園の規則や方針によって対応が異なります。ダブルワークをOKとしている保育園であれば副業も可能です。

地方公務員法で副業が禁止されている公立の保育園はパートやアルバイトであれば副業が許可されているケースもあります。副業を検討している方は相談してみると良いでしょう。

派遣会社に登録して、派遣先の保育園で保育士として働いている方も近年は多くなっています。派遣で働く保育士が副業を希望する場合には派遣会社と派遣先の保育園の両方に確認を取る必要があります。両方の許可が得られればダブルワークも可能です。

就業規則で副業を禁止している保育園もある

先述したように、公立の保育園は地方公務員法によって副業が禁止されています。

「私立の保育園であれば大丈夫だろう」と確認せずに副業を始めるのはおすすめできません。私立の保育園であっても就業規則で副業を禁止しているケースがあるからです。

私立の保育園は法による規制がないため、保育士として勤務しながら副業を行っていると解雇になる可能性もあります。必ず、副業を行う前に就業規則を確認しましょう。

副業のメリット

保育士が副業を行うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

保育士の副業で考えられるメリットについて解説します。

収入が増えて安心感につながる

副業は、本業以外にも収入が得られるということが大きなメリットになります。

「保育士の仕事はやりがいがあるが、給与が低い」と考えている方も少なくないため、収入が増えることは安心感につながります。

新たにスキルを身につけられる

副業を行うことで、新たにスキルを身につけられるというメリットもあります。

イラストレーターやライターなどを副業にすることで、保育の仕事にも活かせるスキルが身につくことも期待できます。

また、本業の保育士とは違うジャンルの業種を選ぶことで視野も拡がり、保育士の仕事にも良い影響を与えてくれるでしょう。

保育士が副業するデメリット

保育士が副業を行うことはメリットばかりではなく、デメリットもあることを忘れてはいけません。

ここからは、保育士が副業を行た場合に考えられるデメリットについて解説していいます。

睡眠時間・プライベートな時間が減る

保育士の仕事は朝早くから夕方まであるため、副業を行う場合には夜間か週末の時間を使うことになります。

保育士の仕事が終わった後に副業に従事するとなると、睡眠時間が削られる方が多いです。

また、副業によってプライベートな時間が減ることにもなります。保育園の休日に副業を入れることで、自分の趣味に使う時間が取れなくなり、ストレスがたまる方もいるでしょう。

本業に支障が出たり自身の体調やメンタルに悪影響が出たりしないように、副業の頻度やバランスには気をつける必要があります。

体調を崩したり仕事に支障が出る

保育士の仕事と並行して副業を行う場合、保育士の業務が終わったあとや週末に副業を行うことが多くなりがちです。

しかし、安定した収入を望むばかりに仕事量が多くなり、体調を崩してしまっては意味がありません。自分の体力や仕事量とのバランスを考えて副業を行うようにしましょう。

時間の調整が難しいことがある

保育士の仕事と副業のダブルワークになることで、それぞれのシフトの調整が難しいこともあるかもしれません。「保育園の仕事のあとに副業のシフトを入れていたのに園児の急な発熱などによる対応などで残業になった」というケースもあります。

急なシフト変更にも柔軟に対応できる業種を選ぶなど、工夫が必要です。

園児や保護者に会う可能性がある

在宅ワーク以外の副業では副業の最中に園児や保護者に会う可能性も考えられます。

保育園の近隣にあるコンビニや飲食店など、子供連れが訪れそうなところで勤務していると園児や保護者と遭遇する可能性はかなり高いです。

園児や保護者に会うことを回避するためには、勤務している保育園から離れたエリアで働くか、在宅で行える業種で働くなどの配慮が必要です。

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副業する際に気をつけたいこと

保育士の副業では、気をつけたいことがいくつかあります。それが下記の3つです。

  • 本業に支障が出ないようにする
  • 副業を始める前に就業先に相談をしておく
  • 給与が手渡しの場合

1つ目は、ダブルワークのシフトや睡眠不足によって本業に支障が出ないようにすることです。

収入を増やすために始めた副業が原因で本業に支障をきたしてしまっては意味がありません。副業を行う場合は本業とのバランスを考えて、シフトを調整しましょう。

2つ目は、副業を始める前に就業先に相談をしておくことです。

就業規則に副業禁止が明記していない場合でも、事前に相談してダブルワークの許可をもらっておきましょう。

3つ目は給与が手渡しの場合です。就業先に黙って副業を行っており、給与が手渡しの場合は今後、バレる可能性があります。

副業の収入が多いと住民税の金額も上がるため、給与明細を見たときに副業をしていることがわかります。副業禁止の保育園の場合は解雇になる恐れもあるので、気をつけなければなりません。

保育士におすすめの副業

では、保育士におすすめの副業にはどのようなものがあるでしょうか。

保育士に人気の副業には、下記のようなものがあります。

  • ハンドメイド作家
  • ベビーシッター
  • 内職
  • Webライター
  • 飲食店・コンビニの店員
  • イラストレーター
  • 講師(塾・ピアノ・大学)
  • イベントスタッフ
  • 単発バイト
  • ライバー
  • 病児保育スタッフ

それぞれの副業の詳細が知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

副業以外で収入を増やすには?

公立の保育園だけでなく、私立の保育園でも副業禁止の保育園は少なくありません。

副業ができない方は従事している保育園での昇給を目指しましょう。

正社員として働いている方はスキルアップや昇進、パートやアルバイトで働いている方は正社員に登用されることで昇給が可能です。

また、絵本専門士など、保育に関する資格を取得することでも昇給につながる可能性があります。

副業が難しい方は従事している保育園でスキルアップを図るのがおすすめです。

まとめ

保育士の仕事はとてもやりがいのある仕事です。しかし、保育園の中には副業を禁止している園も多いのが実情です。

副業を検討している方は副業を始める前に「自身の働く保育園が副業禁止ではないかどうか」を確認することが重要です。そして、副業を始める際には事前に相談をしておき、先述したデメリットに注意して行うようにしましょう。

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保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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