保育園では、一年を通じてさまざまな行事が執り行われています。行事は園生活を充実させる大きな要素で、季節ごとのイベントや伝統行事、親子で参加できるイベントなどが開催されます。保育園では、いったいどのような行事があるのでしょうか。
この記事では、保育園の代表的な行事や他ではあまりみられない面白い行事や変わった行事のアイデアなどを紹介します。保育園の行事で悩んでいる方は、参考にしてみてください。
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引用元:保育のカタチ
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住所 | 〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201 |
許可番号 | 厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764 労働者派遣事業:派27-304996 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、パート |
求人施設 | 保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など |
対応エリア | 全国 |
連絡手段 | 電話番号:06-6210-5326 LINE |
保育園行事の一覧
保育園では、年間を通してあらゆる行事が執り行われます。4月から3月までの1年間で行われることの多い、代表的な行事をまとめました。
春(4~5月) | 入園式・進級式・こどもの日・母の日・親子遠足 |
夏(6~8月) | 父の日・虫歯予防デー・プール開き・七夕・夏祭り・お泊り保育 |
秋(9~11月) | 敬老の日・お月見・運動会・お芋ほり・ハロウィン・遠足 |
冬(12~3月) | クリスマス・お正月・豆まき・お遊戯会・ひなまつり・卒園式 |
先述した行事以外にも、ほとんどの園で各月にお誕生日会も開催されています。七夕のアイデアが知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
季節の行事を行うねらいとは?
季節の行事を保育園で行うねらいは、以下の4つが挙げられます。
- 日本の伝統的な文化や行事に親しむ
- 季節の変化を感じる
- 達成感を味わう
- 子どもの成長を保護者と共有する
七夕や夏祭り、お月見や豆まきなど、日本で昔から親しまれている伝統的な文化や季節ごとの行事に親しむことは、厚生労働省の「保育所保育指針」でも記されています。保育所保育指針を元に、子どもたちが楽しめるよう準備することが保育士の役割といえるでしょう。
保育園の代表的な行事
先述したように、保育園では1年を通してさまざまな行事が催されます。ここでは、代表的な行事をくわしく解説します。
入園式
新年度に入り、最初に行う行事が入園式や進級式です。入園式は、それまで家族と過ごす時間が長かった子どもたちを園に迎え入れる行事となります。それまでの生活や環境が一変するために、泣いてしまう子どももいるかもしれません。保護者にとっても、我が子が新しい環境になじめるのか不安に思う方も少なくないでしょう。
入園式は、子どもの不安を取り除き、保育園は楽しいところであると認識してもらうのがねらいです。しっかりと事前準備をして配慮を怠らないことで、子どもにとっても保護者にとっても思い出深い一日となるでしょう。
誕生会
誕生日会は、園の方針や規模によって、クラスごとでのお祝いや園全体でのお祝いなどさまざまです。みんなで歌を歌ったり、ゲームをしたりといった演出があり、自分や友達の成長を喜ぶ機会が設けられます。
誕生日を迎える子どもの写真を貼る誕生日カードを作成することが多いです。また、誕生会の日の給食に、いつもと違う特別なデザートが用意される園もあります。その場合には、栄養士や調理師との協力が必要となりますが、デザート1つでも子どもにとっては良い思い出になるでしょう。
親子遠足・親子行事
親子遠足や親子行事など、保護者も一緒に楽しめる行事も保育園には欠かせません。春先や秋などの気候の良い時期に開催されることが多く、子どもがどのように過ごしているのかを知り、親子でふれあう時間を提供します。
遠足は、集合時間や公共の場でのマナーなどを教える機会にもなるでしょう。保育園側は、事前に下見に行くなどして安全を確認しておくことも大切です。
遠足のねらいやおすすめのレクリエーションについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
お泊まり保育
夏季には、年長を対象にお泊り保育を実施する保育園も多いです。クラスの友達や保育士と一緒に夕食を食べ、一晩を共に過ごします。就寝時間頃になると、不安や寂しさから泣き出してしまう子も少なくありません。しかし、お泊り保育が終わるころには、一段と自立し成長した子どもたちを見ることができます。
保育士は、安全にお泊り保育を行うために安全管理と体調の配慮を徹底することが重要です。お泊り保育について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
プール
夏季の行事の中でも、子どもたちに人気なのがプールです。プールに入る前には、子どもたちとルールを確認したり、体調について保護者と共有したりすることが求められます。
泳ぐのが難しい子どもも多いため、水の中で安全に楽しめるゲームをする・滑り台を設置するなどの工夫をしましょう。また、プールをはじめとする水遊びは事故も起こりやすいため、一段と安全管理が必要です。
安全管理について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
運動会
運動会は、園を上げての一大イベントとして実施されることが多いです。運動会当日には多くの保護者や親戚が訪れ、みんなの前で楽しく競技する姿を見てもらう場となります。
保育士は、乳児クラス・年少・年中・年長と、それぞれの学年に合わせた競技を考え、運動会に向けて練習をしましょう。当日、万全な状態で挑めるように、練習中のケガや体調不良に注意することが求められます。
作品展
保育園では、絵をかいたり工作をしたりと日々の保育の中でもさまざまな制作をしています。その中でも、作品展を大きなイベントとして位置づけ、保護者の方に披露するため開催する園も多いです。
学年ごとやクラスごとにテーマを決め、みんなで協力して作品を作ったり、それぞれの作品を作ったりしながら準備します。作品展当日は、ホール全体を使って展示することが多いため、保育士は数日かけて飾りつけなどの準備をします。
敬老の日
毎年、敬老の日の前後で、子どもたちの祖父母を対象としたイベントを開催する園もあります。敬老の日のイベントは、子どもたちにとっても、おじいちゃんやおばあちゃんと触れ合える楽しいイベントです。親子遠足や保育参観などは、参加できる保護者の人数に限りがあり、祖父母が参加できないケースが多いです。
その点、敬老の日のイベントは祖父母が主役となるため、園で過ごす孫の様子を見る機会ともなります。大変喜ばれる行事なので、皆が楽しめるようなレクリエーションを考えたり、おはじきやコマ回しなど昔ながらの遊びを教えてもらったりするのが良いでしょう。
餅つき大会
餅つき大会は、秋から冬にかけての時期やお正月に合わせて実施されることの多い行事となっています。大きな杵や臼を使っての餅つきを見たことがない子も多いため、子どもたちとって良い経験ができる行事の1つです。
食育も兼ねた伝統行事として、つきあがったお餅を子どもたちが丸め、味付けをしてみんなで食べることが多いです。
お遊戯会・お披露目会
「お遊戯会」「お披露目会」は、多くの園では年度の終盤で実施されることが多く、子どもたちの成長を披露する1年間の総まとめとなる大切な行事です。
劇や合唱、楽器の演奏など、学年に合わせた演目を練習した成果を発表します。この行事を通して、子どもたちは表現力や友達との協調性などを育みます。
豆まき
節分の行事として、豆まきを行う保育園も少なくありません。豆まきのねらいは、工作を楽しみながら季節の行事に触れることです。
豆をまいて邪気を払い、無病息災を祈るという由来をもとに工作で鬼のお面を制作したり、鬼役を立てて豆を投げたりして楽しみます。
卒園式
一年の最後を締めくくる行事が、卒園式です。保育園での生活が終わり、小学校へと進む子どもたちにとって大きな節目となる行事です。1人ひとりへの卒園証書や記念品の授与などもあり、滞りのないスケジュール調整が求められます。
保育園によっては、卒園前に工作をして、当日親に披露する園もあります。
面白い行事のアイデア集
代表的な行事の他にも、さまざまな行事を行う園も多くあります。ここでは、面白い行事のアイデアを2つ紹介します。
1つ目のアイデアは、夏祭りです。夏祭りは、通常保育がお休みの土曜の夕方などに開催することが多く、親子行事としても活用できます。保育士や園長が屋台に立ち、スーパーボールすくいや輪投げのほか、綿菓子・焼きそば・たこ焼きなどの食べものの出店を出すこともあります。
2つ目のアイデアは、プロの劇団員による劇や人形劇の観覧です。保育園に来園してもらい観覧するケースや、劇場に足を運んで鑑賞するなど、見る方法は園によって異なります。普段と違う行事に子どもたちは目を輝かせてくれるでしょう。
変わった行事のアイデア集
最後に、少し変わった行事のアイデアも紹介します。
1つ目に紹介するのが、ママたちのティータイムです。保育園内の一室を使って、保育士がコーヒーやお茶をふるまい、お菓子を食べながらくつろぐイベントです。お迎えまでの短い時間ですが、ママ同士・ママと保育士の交流ができ、信頼関係を築きやすくなります。
1つ目に紹介するのが、講師を招いて教室を開催する行事です。英語講師を招いての英語教室や、スポーツ選手を招いての運動教室、地元の陶芸家による陶芸教室など、専門家を外部から招いて、さまざまな教室を開催します。
普段と違う行事を取り入れると、子どもだけではなく保育士も保護者も楽しめるでしょう。
まとめ
保育園は、1年を通して色々な行事が行われています。季節ごとの行事や親子の交流を図る行事、食育につながる行事など多岐にわたります。色々な行事を通して、日本の伝統的な文化や行事に親しんだり、達成感を味わったりしましょう。
行事を行う際は、子どもが怪我をしたり事故が起こったりしないように、安全管理を含めてしっかりと計画を立てることが重要です。皆が楽しめる計画を立てて、思い出を作りましょう。
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引用元:保育のカタチ
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