保育園で噛みつきがあった場合の保護者対応の仕方を解説!対処法や園でできる対策なども紹介

保育園において「噛みつき」はよく起こる問題の1つです。保育士は噛みつきに十分注意して保育をしているものの、保護者は噛みつきが起こると心配になったり、ときにはクレームへと発展したりする可能性もあります。そのため、保護者対応がとても重要です。

この記事では、保育園で噛みつきが起こった場合の保護者対応や、噛みつきを起こす原因・起こった場合の対処法などを紹介します。

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目次

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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連絡手段電話番号:06-6210-5326
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保育園で噛みつきが起こった場合の保護者対応

保育士にとって、噛みつきはよく起こることで特に驚く問題ではないかもしれません。しかし、保護者の認識は異なります。自分の子どもが噛みついた・噛みつかれたとなると、とてもショックを受けるでしょう。

噛みつきが起こった場合の保護者対応の方法は、以下のとおりです。

  • あらかじめ噛みつきが増えることを伝えておく
  • 結果だけでなくその時の様子を細かく伝えておく
  • 翌日にも再度様子を伺う
  • クレームが入っても個人の名前は伝えない
  • 噛みつきが続く場合は噛みつく子どもの保護者にも伝える

詳しく解説します。

あらかじめ噛みつきが増えることを伝えておく

噛みつきは、自我が芽生え始めて、人と関わる機会が増える1歳前後で起こりやすい傾向にあります。1歳前後は、成長の発達過程において噛みつきが多くなる時期ですが、保護者の中には知らない人もいます。

新年度の保護者会などで噛みつきが増えること、特別なことではないことを伝えておくと保護者も安心して預けられるでしょう。同時に、園では子どもの変化を見守りつつ、ケガにつながらないように配慮すること、それでも防ぎきれないときもあることなどを伝えておくのがおすすめです。

保護者にあらかじめ伝えておくと、噛みつきが起きた場合に保護者が受け入れやすくなる傾向にあります。

結果だけでなくその時の様子を細かく伝えておく

噛みつきが発生したとき「噛みついてしまいました」「噛みつかれてしまいました」と結果を伝えるだけでは、保護者も不安を感じてしまいます。

どのような様子で噛みつきにつながったかがわからないままだと、親が子どもに「どうして噛んでしまったの?」と責めてしまうこともあります。また、噛みつかれた子どもに「痛くない?大丈夫だった?」と確認し、その時のつらい気持ちを思い出させてしまい、より大きなトラブルに発展するかもしれません。

そのため、どのような状況で発生したのか、どう対応したのかを説明し、保護者が不安にならずに子どもの気持ちに寄り添えるよう配慮しましょう。

翌日にも再度様子を伺う

噛みつきが発生した当日だけでなく、翌日登園してきたタイミングで再度様子を確認しましょう。ケガの状態や家での過ごし方、痛がったり悲しんだりしていなかったかなどを聞いてみてください。

きちんと気にかけてもらえていることが伝われば、保護者は安心して子どもを預けられるでしょう。

クレームが入っても個人の名前は伝えない

噛みつかれた子どもの保護者から、噛みついた子どもの名前を教えてほしいといわれる場合があります。しかし、相手の名前を伝えてしまうと、保護者同士のトラブルになる恐れがあるため、聞かれても伝えないほうにしましょう。

噛みつきが続く場合は噛みつく子どもの保護者にも伝える

噛みつきが一時的なものであれば特に問題ありませんが、毎日噛みつく・特定の子どもに対して噛みつくなどの状態が長く続くようであれば、情緒の不安定さが大きく影響しているかもしれません。保護者と状況を共有する必要があります。

ただし、噛みつきをしている子どもの保護者に伝えると「私の育て方が悪いのかもしれない」「また噛むかもしれないから不安で園に預けられない」など、精神的負担を増やしてしまう可能性もあるため、慎重に対応することが重要です。

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保育園で子どもが噛みつきを起こす原因

保育園で子どもが噛みつきを起こす主な原因は、以下のとおりです。

  • 感情を言葉で表せられない
  • どう接すれば良いのかわからない
  • 心身が不安定になっている
  • 歯の生え始めでむず痒い
  • 甘えたい気持ちの表れ
  • 喧嘩をしたときの攻撃手段として

1つずつ解説します。

感情を言葉で表せられない

乳児期に起こりやすい噛みつきは、環境を言葉で表現できないことが関係しています。「あのおもちゃで遊びたい」「もっとおやつを食べたい」「そこをどいてほしい」などと思っていても、まだ言葉で伝えられません。感情を言葉で表せられないことから、噛みつきが起こることがあります。

どう接すれば良いのかわからない

周囲とどう関われば良いのかがわからず、つい噛みついてしまう子どももいます。気持ちを言葉で表現できない場合と似ており、自分の気持ちを伝えられるようになれば、噛みつきで表現することはなくなるでしょう。

心身が不安定になっている

心身は不安定な状態になっている子どもも、噛みつきが起こりやすい傾向にあります。気持ちがそわそわとしてどうしたらいいのかわからず、噛みついて気を紛らわせたり、不安定な状態を落ち着かせようとしたりすることもあります。

子どもとのスキンシップを増やして情緒の安定を促すと、噛みつきは落ち着いていく可能性が高いです。

歯の生え始めでむず痒い

歯の生え始めはむず痒さを感じるため、紛らわせるために何かを噛みたくなるでしょう。歯がためや清潔なお気に入りのタオル・布などを使い、噛みついても良いものを与えてあげると人への噛みつきはなくなります。

甘えたい気持ちの表れ

甘えたいとき、誰かにかまってもらいたいとき、周囲の気を引こうとして噛みつくこともあります。また、家庭で噛みつきを愛情表現だと受け止められている子どもの場合は、保育園でも噛みつきで愛情表現をしようとします。

噛みつきは相手を傷つける行為であり、人にはしてはいけないことだと教えなくてはなりません。

喧嘩をしたときの攻撃手段として

喧嘩をして相手に気持ちをぶつけたいとき、攻撃手段の1つとして噛みつくこともあります。言葉が出ないからこその攻撃手段ですが、噛みつきをしておもちゃを取れた・場所を譲ってもらえたとなると、悪い意味での成功体験になる可能性があります。

攻撃で噛みつきは絶対にしないように園で指導することが重要です。

保育園で噛みつきが起こった場合の対処法

どれだけ気を付けていても、些細なことがきっかけで、噛みつきのトラブルが発生する可能性もあります。ここでは、保育園で噛みつきが起こった場合の対処法を紹介します。

怪我の手当てを行う

噛みつきが起こった場合、はじめに怪我の手当てを行います。噛まれた部位を冷やして、内出血を抑えましょう。

氷嚢もしくは氷と水を入れた袋で、傷全体を冷やします。ただし、直接乗せてしまうと冷えすぎて痛みを感じやすいため、タオルを巻いて冷やすのがおすすめです。

噛んだ子どもと噛まれた子どもに声かけをする

噛まれた子どもだけではなく、噛んだ子どもにも保育士から声をかけることが重要です。噛んだ子どもに対しては、噛んでしまった原因を聞いてみてください。

「どうして噛んだの?」と聞いても、自分が責められているような気持ちになり、中々口を開いてくれない子どももいます。噛んでしまった原因を推測しながら気持ちを代弁してあげると、正直に話してくれるでしょう。

一方、噛まれた子どもには、傷の手当をしつつ、ゆっくり優しくケアしてあげましょう。

子どもが怪我をした場合の保護者対応については、以下の記事をご覧ください。

まとめ

保育園での噛みつきは、決して珍しいことではありません。言葉で伝えられないもどかしさや心身の不安定さ、愛情表現としてなど、さまざまな要因で発生します。

保育園ができることは、可能な限り噛みつきが起こらないように気を付けることです。それでも起きてしまった場合は、すぐに処置をしながら噛んだ子ども・噛まれた子ども双方に声をかけ、2人を落ち着かせます。

そして、保護者にも状況と結果を伝え、保育園としての謝罪をしたうえでクレームにつながらないように対処しましょう。

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引用元:保育のカタチ

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