【保存版】保育士のマネジメント能力とは?育成方法や研修について解説!

保育士のマネジメント能力は、職員をまとめるために欠かせない能力です。しかし、保育士のマネジメント能力をどのように育成・研修すれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、保育士のマネジメント能力について徹底解説します。マネジメント能力を育成する方法やマネジメント研修についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめです。

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住所〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201
許可番号厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764
労働者派遣事業:派27-304996
雇用形態正社員、契約社員、パート
求人施設保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
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保育士のマネジメント能力とは?

保育士のマネジメント能力は、リーダーや主任、園長といった役職に就く方に求められる能力です。

マネジメント能力は30代や中堅の保育士を中心に必要とされている能力で、さまざまな場面における経験が必要です。マネジメント能力はすぐに得られるものではなく、経験を積み重ねることで養われていきます。

ここでは、保育士に求められるマネジメント能力を1つずつ紹介します。

問題解決能力

保育の現場で起きる問題は、多岐にわたります。園児同士の関係はもちろん、保護者、職員、取引先とのやり取りなど、さまざまな場面で問題が起こります。起こった問題をできるだけ円満に解決するための能力が問題解決能力です。

トラブルが起こったときは、まずは冷静になりましょう。感情に振り回されずに状況を分析して、同じようなことが起こらないように対策を考えます。最適な方法を導き出せるように常日頃からまわりの様子を知っておくことが大切です。

リーダーシップ力

保育の現場におけるリーダーシップとは、「周りに良い影響をもたらし、目標達成へと導く力」です。いわば、盛り上げ役的な存在でもあります。

このリーダーシップを発揮するのは、リーダーだけではありません。普段お世話している子どもたちの前でも、担任として集団を動かす力が必要とされています。シーンが変われば、他の職員や保護者の前でもリーダーシップを発揮する場面が出てくるでしょう。

人は簡単には動きません。人を動かすために何をしたら良いか、どのように伝えたら良いかなどを考えて行動する必要があります。自分が主体となり、どんな人ならついていきたいかを想像しておくと良いでしょう。

保育士人材の育成能力

ある程度の経験年数を経ると、後輩の保育士ができるでしょう。新しく入園した新人保育士を育てるのも保育士のマネジメント能力として求められるものの1つです。

自分の仕事を人に任せられるようになると、余裕ができて他のことにも目が向くようになります。最初は任せることへの不安もあるでしょう。しかし、任せることは相手の成長にもつながります。

危機管理能力

危機管理能力は、施設全体の信用に関わることです。保育の現場では、子どもたちの大切な命を預かります。子どもたちが安全に過ごせる環境作りに必要なのが危機管理能力です。

保育士は、子どもたちに降りかかる危険を先回りして予測することが求められます。日常的に施設内の危ない場所を共有して、子どもたちが怪我をしないように気を付ける必要があります。

プレゼンテーション能力

保育士に求められるプレゼンテーション能力は、自分の伝えたいことを順序立てて相手に分かりやすく伝える能力のことです。園児の前での説明や保護者に向けた説明、職員同士での目標共有など、さまざまなシーンで必要とされます。

言葉だけでなく、伝わりやすくするための身振り手振りなどもプレゼンテーション能力の1つです。子どもでも理解できる説明の仕方が求められます。

戦略立案の能力

戦略立案の能力とは、保育園のイベントや行事を限られた時間・予算・人員の中で、優先順位をつけて計画的に進める力です。

施設全体の教育方針や目的に合わせて課題を見つけ、実現のための戦略を立案します。事前準備や全体のスケジュール、進捗状況などは常に意識しておくべきポイントです。

あてにしていた人が突然の体調不良で休んでしまうなどの不測の事態もあるかもしれません。限られた時間の中で優先すべきことを見極める決断力も求められます。

コミュニケーション能力

保育士のコミニュケーション能力は、信頼関係を築くために必要な能力です。園児や職員だけでなく、保育の現場をささえる取引先、保護者とのコミニュケーションも欠かせません。

相手の気持ちを想像し、一方的な伝達にならないようにすることが求められます。お互いの気持ちがすれ違うこともあるので、「伝えたつもり」「分かったつもり」にならないよう丁寧に対処していきましょう。

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保育士のマネジメント能力を育成する方法

保育士のマネジメント能力は、日常的な意識と経験によって鍛えられます。

しかし、それだけでは十分なマネジメント能力は身に付きません。そこでここでは、保育士のマネジメント能力を育成する方法について解説します。

キャリアアップ研修への参加をすすめる

国が行うキャリアアップ研修では、マネジメント研修も実施されています。キャリアアップ研修の目的は、保育士の質の向上や処遇改善、スキルアップなどです。

給料にも影響するので、キャリアアップを目指して損はないでしょう。研修参加後は、全国で使える修了証が授与されます。この修了証は次の職場でも生かすことが可能です。

経験年数3年以上の保育士が対象で、実践的なマネジメントを学べます。自治体のHPなどで詳細を確認し、自園の保育士にキャリアアップ研修への参加をすすめると良いでしょう。

以下の記事では、保育士の処遇改善手当・キャリアアップ研修について詳しく解説しています。

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研修制度を導入する

保育士のマネジメント研修制度を園に導入をしてみるのもおすすめです。外部講師を呼び、マネジメント研修を行う保育園もあります。また、キャリアアップ研修に参加した方に情報を共有してもらうのも有効です。

職員の中には、外部研修に参加するのをためらう方もいるかもしれません。保育園にマネジメント研修を導入するのであれば毎日顔を合わせる職員同士の研修で、園の保育方針がはっきりして、業務にメリハリをつけられます。

共通の話題があることで、職員同士のコミニュケーションも豊かになるでしょう。

定期的なミーティングを開催する

保育園で定期的なミーティングを開催することで、マネジメント能力を向上させられます。定期的なミーティングでは、マネジメントに関する改善点や課題を議題にすると良いでしょう。

また、職員同士でのミーティングなので、新人でも司会を任されることがあります。その場合は、チャンスだと捉えましょう。他の保育士はどのようにリーダーシップを発揮しているか、どのような考え方を持っているかなどを知ることができます。

マネジメント研修の内容

マネジメント研修とは、管理者やリーダー職など、人をまとめる立場の方のスキルを向上させる研修のことです。人をまとめるスキルの高い保育士が増えることで、保育園全体の士気が上がり、効率が上がります。

また、他の園の活動内容や保育内容を知ることで、自身の保育の質を向上させることにもつながります。

職業ごとに行われる研修もありますが、最近では業種に関係なくマネジメント研修を受けることも多いです。その中で以下3つの項目についてセミナーやグループワークなどが行われます。

育成に関する研修育成に関するの研修とは、総合的な保育の考え方や手法に関しての研修です。

・管理者の役割
・マネジメントの目的と役割、リーダーシップについて
・目標の管理
・組織運営の原則
職員の成長に関する研修職員を成長させるためのスキルを学びます。育成に関する研修を受けた後に行われます。

・共通の目標を浸透させる方法
・目標達成のためのPDCA
・ケーススタディ
・問題解決を図るためのディスカッション
意欲に関する研修意欲の向上についての研修です。リーダーの熱意が必要で、グループワークでは実際に意欲のなくなった職員を事例に対処法を考えます。

・後輩の意欲について
・後輩の動機づけ法
・後輩の褒め方

保育士を取り巻く環境は日々変化しています。研修では時代に合わせた内容が提供されているので、ニーズに合わせたマネジメント能力を積極的に身に付けていきましょう。

【まとめ】マネジメント能力のある保育士を育成しよう

今回の記事では、保育士のマネジメント能力について詳しく解説しました。マネジメント能力の高い保育士が増えることで、活気にあふれた保育園になるでしょう。

マネジメント能力のある保育士を育てるには、キャリアアップ研修への参加を促したり、研修制度を導入したりしましょう。また、職員同士で定期的なミーティングを開催するのもおすすめです。

保育士のマネジメント能力を鍛えることで、質の高い保育現場を作れます。この記事を参考にして、マネジメント能力のある保育士を育成してみてはいかがでしょうか。

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保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

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保育のカタチは日本で唯一、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団です。採用から社員教育、それらの仕組み化まで幅広く取り組んでおり、人手不足の保育業界の中で、幼保施設にとって最善のパートナーが見つかるようなお手伝いをしています。

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この記事を書いた人

株式会社シェンゲン執行役員、人事責任者
「保育のカタチ」事業責任者、採用支援コンサルタント

前職ではリクルートの代理店にて、7年間1,000社以上の採用支援を担当。シェンゲン入社後は、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団「保育のカタチ」を立ち上げ、事業責任者として従事。

保育園の統括マネージャーとして運営にかかわりつつ、保育士転職サービスでのキャリアサポートや、保育園への採用コンサルタントも行う。

採用活動を内製化する伴走型の採用支援や保育士向けの研修、紹介予定派遣などのサービスを公共機関や幼保施設の運営法人に向けて提供中。祖母、母、妹が保育士という保育士一家で育った。

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