仕事のできる主任保育士とは？特徴や仕事ができるようになるための研修を紹介

主任保育士は、園長の片腕となって経営や運営に携わる人材です。一般的に、保育士としての経験が豊富で、勤続年数が長い人が主任保育士に選ばれる傾向にあります。

園関係者の方の中には「主任保育士を選出したいものの、どのような人を選んだら良いかわからない」「即戦力のある主任保育士を採用したい」方もいるでしょう。

この記事では、仕事のできる主任保育士の特徴や、おすすめの研修について紹介します。主任保育士を選ぶ基準や育成する方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元：保育のカタチ

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめです。

保育のカタチは日本で唯一、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団です。採用から社員教育、それらの仕組み化まで幅広く取り組んでおり、人手不足の保育業界の中で、幼保施設にとって最善のパートナーが見つかるようなお手伝いをしています。

採用がうまくいかず悩んでいる方はぜひ一度保育のカタチにご相談ください。

主任保育士の仕事内容

主任保育士の仕事内容は、以下のとおりです。

特定のクラス担任を持つことはありませんが、常に保育園全体の実態を把握し、より良い保育環境を提供できるように動くことが仕事内容となります。

仕事のできる主任保育士の特徴

主任保育士は、保育園に所属する保育士のトップに位置するリーダーです。滞りなく業務をこなすだけでなく、職員からの信頼を得ることも必要となります。

「仕事のできる主任保育士は、どのような特徴があるのだろう」と気になる方もいるでしょう。ここからは、仕事のできる主任保育士の特徴を8つ紹介します。

保育士へ助言ができる

主任保育士は、保育士から助言を求められる機会が多くあります。そのことから、保育士へ的確な助言ができる人は、主任保育士に向いているといえるでしょう。

担任をもつ保育士は他の保育士や保護者との関係、日常の業務の中でさまざまな問題に直面しており、悩みもたくさんあります。

仕事ができる主任保育士は職員へ的確な助言ができるので、良好な人間関係を築ける特長があります。

シフト作成経験がある

シフトの作成は、主任保育士の仕事の1つです。そのため、シフト作成経験があり、パソコン操作もスピーディにこなせる人物は仕事ができるといえます。

職員の希望や申し出を考慮し、作成しなければならないシフト作成は、慣れていなければ大幅に時間を割くことになります。また、出勤者数の数は、法律で定められている配置基準を守らなければなりません。

そのため、職員への出勤交渉ができ、シフト作成の経験がある保育士は、主任保育士に向いているといえるでしょう。

人員配置について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

あわせて読みたい

【知らなきゃ危険】保育士の配置基準を違反すると？処分や違反しないための対策を徹底解説！ 保育の質を確保するため、国や自治体で設定された保育士の配置基準は非常に重要です。基準を遵守することは保育施設の運営において不可欠です。基準を破った場合には、…

園行事の運営に携わったことがある

主任保育士は、園行事の企画・運営の指揮を行います。

これまで園行事の運営に携わったことがある保育士は、どのように企画して運営すれば良いのかがわかるので、スムーズに仕事を進められます。

保育園の魅力ともなり得る行事は、運営に携わったことのある主任保育士がリーダーシップを取ることで、より関心を持ってもらえる可能性も高まるでしょう。

カリキュラムが作成できる

保育園では全体のカリキュラムだけでなく、園児1人ひとりに合ったカリキュラムを組まなければなりません。そのため、カリキュラムの作成ができる保育士は、主任保育士に適任といえます。

カリキュラムは園児の成長を確認・把握しやすくするもののため、カリキュラムが作成できる保育士は即戦力になります。

自ら動ける

職員が困っているときや人手が足りないとき、目についたときなど、さまざまな場面で自ら動ける保育士は主任保育士に向いています。

フットワークが軽い主任保育士は、どのようなことがあっても自ら動くという姿勢を常日頃から意識しています。リーダー格である主任保育士は、職員の見本となるべき存在であり、人を駒のように使うだけでは保育士からの理解や協力を得られません。

職場環境を良くするためにも、自ら動ける保育士は、主任保育士に向いているといえます。

副主任保育士・専門リーダー・職務分野別リーダーの資格がある

すでに、副主任保育士・専門リーダー・職務分野別リーダーの資格を保有している保育士は、主任保育士としてすぐに活躍できるでしょう。

それぞれの資格を取得するためには、実務経験や研修が必須のため、研修を終えていることになります。そのため、すぐに主任保育士として働き始められる可能性が高いといえます。

主任保育士に向いている人物像

主任保育士に向いている人物像は、以下の6つです。

• 責任感が強い
• コミュニケーションを取るのが得意
• 統率力がある
• 冷静に物事を見て判断できる
• 場面ごとに機転をきかせられる
• 考え方がプラス思考

一方、コミュニケーションが苦手だったり感情的になりやすかったりする人は、主任保育士には向いていない可能性があります。

仕事のできる主任保育士になるための研修

保育士が仕事のできる主任保育士になるためには、保育園での経験を積むだけでなく、スキルを身につけることも重要です。そこで、主任保育士になるための研修を3つ紹介します。

リーダーシップ研修

リーダーシップ研修は、以下4つのスキルを身につけることを目的としています。

1. 職員が持つ力を最大限発揮できるよう仕事を依頼する
2. 指導すべき職員の気持ちや職場の人間関係への配慮をおこなう
3. スムーズな運営ができるよう相手が納得できる行動や態度を養う
4. 職場の中心となり、信頼される能力を培う

研修を受けても身につけたことを発揮できなければ仕事ができるとはいえません。そのため、研修後はいかに行動に移せるかが重要といえるでしょう。

マネジメント研修

主任保育士が受けるべき研修の1つに、マネジメント研修があります。

マネジメント研修では、目標設定の仕方や人材を育成するための知識、保育士が働きやすいと感じる環境づくりについて学べます。

マネジメント研修は、保育の質の向上に役立つため、取り入れるのがおすすめです。

主任保育士研修

主任保育士になるためには、実務だけでなく知識や技術の向上も不可欠です。その際に役立つのが、主任保育士研修です。

主任保育士研修は、主任保育士の役割を学ぶだけでなく、子どもの成長に関する内容や保育士の育成、経営や保育サービスの計画など、幅広く学ぶことが可能です。

まとめ

主任保育士の仕事内容は、園長の補佐として経営や職場環境・人事・人材育成など、多岐にわたります。

即戦力のある保育士を主任保育士に選出する場合は、この記事で紹介した特徴をもとに選んでみてください。

もし、適任の保育士がいない場合は、リーダーシップ研修やマネジメント研修・主任保育士研修を取り入れることで、人材の育成が可能です。

また、新たな人材を確保するのも1つの手です。その際は、保育のカタチまでご相談ください。

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元：保育のカタチ

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめです。

保育のカタチは日本で唯一、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団です。採用から社員教育、それらの仕組み化まで幅広く取り組んでおり、人手不足の保育業界の中で、幼保施設にとって最善のパートナーが見つかるようなお手伝いをしています。

採用がうまくいかず悩んでいる方はぜひ一度保育のカタチにご相談ください。