認定こども園とは何かを簡単に解説!保育園との違いやメリット・デメリットなども紹介

子どもを預ける施設として、幼稚園と保育所があります。幼稚園と保育所にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。幼稚園と保育所の良い面を組み合わせた施設が認定こども園です。それでは、認定こども園とは一体どのような施設のことを言うのでしょうか。

この記事では、認定こども園の概要や保育園との違いなどについて徹底解説します。

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目次

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引用元:保育のカタチ

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労働者派遣事業:派27-304996
雇用形態正社員、契約社員、パート
求人施設保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
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認定こども園とは?

認定こども園とは、幼児教育と保育を一貫して実施している施設のことです。量と質の両面より、子育てを社会全体で支える子ども・子育て支援新制度の一環として、認定こども園が誕生しました。

認定こども園は、就学前の教育や保育を受けることができる新しい選択肢として注目されています。認定こども園を運営するためには都道府県から認定を受けなければならず、認定内容は条例により定められています。

文部科学省や厚生労働省が定めた基準もある一方で、独自の基準を設定している場合も多いです。

認定こども園ができた背景

認定こども園が誕生した背景には、近年急速に進む少子化や家庭、地域を取り巻く環境の変化などが挙げられます。保護者や地域から寄せられたニーズに対応するため、2006年10月に誕生した認定こども園制度は誕生と同時に設置が推進されています。

また、少子化が進行しているなかで幼稚園や保育所が別々の場合、子ども集団が小規模化して施設運営も非効率となってしまいます。認定こども園には施設運営を効率する役割も期待されています。以上の背景から、認定こども園が誕生し普及が進んでいます。

保育園や幼稚園との違い

認定こども園と保育園や幼稚園との大きな違いとして、利用できる年齢が挙げられます。認定こども園と保育園の場合、0歳から小学校就学前まで利用可能です。

一方、幼稚園は3歳児から小学校就学前までに限定されています。入園条件については、幼稚園が幼児教育希望者、保育園は保護者が仕事などの理由で保育が必要な場合に限定されます。

認定こども園の場合、保育園機能と幼稚園機能でそれぞれ要件が異なるのです。以上より、細かな違いがあるので利用するうえでは良く確認しましょう。

こども園と保育園の違いについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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認定こども園の種類

認定こども園のなかでも、以下の種類が存在します。

  • 幼保連携型
  • 幼稚園型
  • 保育所型
  • 地方裁量型

各種類の特徴などについて、詳しく解説します。

幼保連携型

幼保連動型とは、幼稚園の機能保育所の機能両方を有している施設です。小学校の児童との交流などにより、小学校との連携を図って円滑に小学校へ進めるように教育・保育を実施しています。

幼稚園と保育園両方の機能を有する単一の施設であり、認定こども園の趣旨に即した施設と言えます。また、職員の要件として幼稚園教諭と保育士資格を満たさなければなりません。

子どもに対して給食として食事を提供する義務があります。

幼稚園型

幼稚園型とは、公立や私立の認可幼稚園をベースとなっている施設のことです。保育が必要な子どものための保育時間を十分に確保できるように、長時間預かるという特徴があります。

また、0歳の子どもから預かることができす。幼稚園に保育所に近い機能を持たせることで、認定こども園の機能を果たすタイプです。設置主体は国や自治体、学校法人が担当し、開園日は地域の実情に合わせて設定できます。

給食については、自園調理が原則で、調理室の設置義務があります。

保育所型

保育園型とは、公立や私立の認可保育所がベースとなっている施設のことです。保育が必要な子ども以外も受け入れているなど、就労していない保護者でも利用できます。

保育所型の場合、設置主体に特に制限などはありません。ただし、11時間開園で土曜日の開園が原則となります。

満3歳以上の子どもをみるには免許や資格の併有が望ましいですが、いずれか所有していれば大丈夫です。一方、対象の子どもが満3歳未満の場合は保育士資格が必要となります。

地方裁量型

地方裁量型とは、幼稚園や保育所の認可を受けていない地域において、教育・保育施設がベースとなっている施設です。待機児童解消を目的として、新たに認定こども園としてその機能を有する存在です。

地方裁量型の場合、分類上は認可外保育施設という扱いになります。メリットとして、地域の実情に即した開園日や開園時間が設定できる点が挙げられます。

一方で、自治体側から安全性に関する懸念があるという理由で認可数が少ないというデメリットがあります。

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認定こども園のメリット

認定こども園におけるメリットとして、主に以下が挙げられます。

  • 異年齢の子どもと交流ができる
  • 幼児教育が受けられる
  • 長く通園できる

各メリットについて、詳しく解説します。

異年齢の子どもと交流ができる

認定こども園の場合は、多くが年齢に関係なく縦割りで保育サービスを提供していることもあります。縦割り保育によって、年齢を問わず幅広く交流を図れます。

保育所や幼稚園の場合、原則として同じ年齢の子どもが1クラスとして扱われるのが一般的です。また、団体行動もクラス単位で実施されます。

違う年齢の子どもと交流を図れば、今までと違う経験や刺激を受けることができるでしょう。これにより、子どもの発育成長において良い影響を与えられます。

幼児教育が受けられる

認定こども園では、幼児教育を受けられる点も大きなメリットとなります。幼児教育とは、幼児に対する教育のことで、幼児が生活するすべてのシーンでおこなわれる教育のことを指します。

生きるために必要な力となる幼児教育は、非常に重要なものです。そこで、就学前の教育を充実させたい場合などで認定こども園を利用するのがおすすめです。

認定こども園のなかでは、幼保連携型または幼稚園型の認定こども園を選択できます。

長く通園できる

認定こども園の場合、状況に変化があっても長く通園できます。たとえば、保護者が無職になった場合、2号・3号認定を取得して保育所を利用しているケースでは1号認定を取得し直さなければなりません。

最初から認定こども園を利用していれば、保護者の就労状況を問わず利用できるので、途中で転園する必要がありません。

認定こども園のデメリット

認定こども園を利用するうえでのデメリットとして、以下が挙げられます。

  • 入園できないケースが見受けられる
  • 長期休暇の有無が園によって異なる
  • 認定こども園の施設数が少ない

各デメリットについて、詳しくみていきましょう。

入園できないケースが見受けられる

認定こども園の利用申し込みは、認定区分によって手順が異なります。1号認定の場合、施設に直接入園希望を申し込まなければなりません。

一方、2号・3号認定の場合は保育所と同様に市区町村に入園希望を提出する必要があります。申し込みが多数の場合、保育の必要性が高い家庭が優先されます。

長期休暇の有無が園によって異なる

夏休みなどの長期休暇は、施設によって扱いが異なる場合が多いです。保育所型の場合、保育所と同様に夏休みなどが設けられていない場合があります。

幼稚園型の場合、夏休みなどの長期休暇が設定されているケースがあるので、事前に長期休暇の有無を確認する必要があります。ただし、1号認定と2号・3号認定で扱いが異なる場合もあります。

認定こども園の施設数が少ない

認定こども園は比較的最近誕生したばかりの制度であり、保育所と比較すると施設数が非常に少ないのが実情です。厚生労働省が公表した「保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)」によれば、全国で保育所が39,589施設あるのに対し、幼稚園型認定こども園は1,477施設しかありません。

参照:厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)

地域によってばらつきもあるので、利用したくても近くに施設がないケースも多いです。

まとめ

認定こども園は、保育園と幼稚園の良い面を組み合わせた魅力的な施設です。また、就労有無に関わらず利用できる点もメリットとなります。

ただし、まだまだ施設数が少なく希望どおり利用できないケースもあります。

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この記事を書いた人

株式会社シェンゲン執行役員、人事責任者
「保育のカタチ」事業責任者、採用支援コンサルタント

前職ではリクルートの代理店にて、7年間1,000社以上の採用支援を担当。シェンゲン入社後は、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団「保育のカタチ」を立ち上げ、事業責任者として従事。

保育園の統括マネージャーとして運営にかかわりつつ、保育士転職サービスでのキャリアサポートや、保育園への採用コンサルタントも行う。

採用活動を内製化する伴走型の採用支援や保育士向けの研修、紹介予定派遣などのサービスを公共機関や幼保施設の運営法人に向けて提供中。祖母、母、妹が保育士という保育士一家で育った。

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