送迎保育ステーションとは?問題点や課題・メリット・導入例などを紹介

送迎保育ステーションは、共働き家庭や忙しい保護者にとって強い味方となる存在のため、導入を考えている施設運営者の方もいるでしょう。

しかし、利便性の裏には、利用者や運営者が直面する課題も少なくありません。

この記事では、送迎保育ステーションの概要や課題などを詳しく解説します。送迎保育ステーションの導入例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

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引用元:保育のカタチ

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめです。

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採用がうまくいかず悩んでいる方はぜひ一度保育のカタチにご相談ください。

住所〒550-0004大阪府大阪市西区靱本町1-7-22 SKKビル201
許可番号厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764
労働者派遣事業:派27-304996
雇用形態正社員、契約社員、パート
求人施設保育園、幼稚園、認定こども園、病児保育、事業内保育、学童保育、託児所など
対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
LINE

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送迎保育ステーションとは

送迎保育ステーションとは、子どもを一時的に預かり、保育園や幼稚園への送迎を担う施設のことです。仕事や家庭の事情で保育園への送り迎えが難しい家庭に向けて設けられています。子どもたちはステーションから専用の送迎バスを利用して園と行き来するのが特徴です。

送迎保育ステーションは、都市部で注目されており、働く保護者が増えるなかで、柔軟な保育の提供を目指して導入されています。子どもを自宅から近いステーションに預けるだけで済むため、保護者の時間的な負担が大幅に軽減されるのが特徴です。

しかし、便利なサービスである反面、運用や利用に伴うさまざまな課題が指摘されているのが現状です。

送迎保育ステーションの問題点・課題

送迎保育ステーションは便利な一方で、課題を伴う側面もあります。以下で、具体的な問題点を挙げていきます。

子どもの負担が増える可能性がある

送迎保育ステーションを利用すると、子どもの移動時間が増加する可能性があります。保育園までの距離が遠い場合は、子どもにとって大きな負担となりかねません。

ステーションと保育園が遠い場合、バスの中で長時間過ごす必要があります。慣れない環境や移動中の疲れが原因で、ストレスを抱える可能性があります。

さらに、移動中の安全管理にも注意が必要です。乗車中に体調不良となる可能性があることも懸念されています。

保育園と保護者の連携不足になる可能性がある

送迎保育ステーションを介する仕組みでは、保育園と保護者との直接的なコミュニケーションが減少するリスクがあります。保育園では送迎時に、保育士が子どもの日々の様子を保護者に伝えるケースが多く見受けられます。

しかし、送迎保育ステーションでは、保護者がステーションに子どもを迎えにいくのが一般的です。そのため、保育士と保護者のやり取りが希薄になる可能性があります。

保育士と保護者の連携不足に関しては、ICTを導入することで課題を解消することが可能です。ICTについては、以下の記事をご覧ください。

利用児童が増えない可能性がある

送迎保育ステーションを設置しても、十分な利用者が集まらない可能性があります。利用児童が増えない原因として、以下の4つが挙げられます。

  • 認知度の低さ
  • サービスの必要性を感じる家庭が限られている
  • 費用面での負担増加
  • 送迎ルートや時間帯が家庭の生活リズムに合わない

送迎保育ステーションは、利用するために費用がかかる施設が多いため、経済的な負担を理由に利用を控える家庭が出てくる可能性があります。

また、利用者が少ない場合、運営費用が赤字となり、結果的にサービスが継続できなくなるリスクも考えられます

送迎保育ステーションのメリット

送迎保育ステーションには課題もありますが、保護者や子どもにとって多くのメリットも提供しています。ここからは、メリットを詳しく説明します。

保育園の選択肢が増える

送迎保育ステーションを活用することで、自宅から少し離れた保育園にも通えるようになります。保育園選びの幅が広がり、保護者が希望する保育方針や設備が整った園を選ぶことが可能です。

さらに、希望する保育園が定員オーバーの場合でも、近隣地域にある園を検討しやすくなります。

保護者の負担を減らせる

共働き家庭やシングル家庭では、保育園への送り迎えが物理的に困難なことが少なくありません。送迎保育ステーションは、それらの課題を解決する手段として有効です。


ステーションに子どもを預けるだけで保育園に通えるようになるため、保護者は送迎に費やす時間や労力を大幅に削減できます。仕事や家庭生活との両立がしやすくなり、ストレス軽減にもつながるでしょう。

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送迎保育ステーションの導入例・1日の流れ・料金

ここでは、流山市・松戸市・町田市・柏市の送迎保育ステーションにおける1日の流れや特徴を紹介します。

流山市

流山市は「ママとパパが輝く街」を掲げ、子育て支援に力を入れている自治体です。共働き家庭や育児と仕事の両立を目指す保護者向けの施策が充実しており、送迎保育ステーションもその一環となっています。

1日の流れは、以下のとおりです。

7:30~7:50保護者が送迎保育ステーションへ子どもを預ける
8:00ごろ専用バスで保育園・幼稚園へ登園
9:00~16:00保育園・幼稚園での通常保育
16:00ごろ保育園・幼稚園へのお迎え
16:00~17:00専用バスで送迎保育ステーションへ移動
17:00~18:30ステーションで子どもの預かり

流山市の送迎保育ステーションは、月額3,000円〜5,000円とリーズナブルな料金で利用できるのが特徴です。市内に複数のステーションが設置されており、自宅近くの施設を選べるようになっています。

松戸市

松戸市は、千葉県のベッドタウンとして通勤者が多い地域です。市内の送迎保育ステーションは、主要駅近くに設置され、通勤途中でも利用しやすいのが魅力となっています。

1日の流れは、以下のとおりです。

7:00~8:00保護者が送迎保育ステーションへ子どもを預ける
8:00~9:00専用バスで保育園・幼稚園へ登園
9:00~17:00保育園・幼稚園での通常保育
17:00~18:00専用バスで送迎保育ステーションへ移動
18:00~19:00ステーションで子どもの預かり

松戸市では、送迎保育ステーションの利用料が月額5,000円前後に設定されています。保育園の待機児童問題の解決策としても活用されており、多くの家庭から高い評価を受けています。

町田市

町田市は、東京都郊外のファミリー層が多いエリアで、子育て支援の一環として送迎保育ステーションを導入しています。早朝から夜遅くまで利用可能な点が特徴で、長時間勤務の保護者にとって心強いサービスとなっています。

1日の流れは、以下のとおりです。

7:00~8:00保護者が送迎保育ステーションへ子どもを預ける
8:00~9:00専用バスで保育園・幼稚園へ登園
9:00~16:00保育園・幼稚園での通常保育
16:00〜17:00専用バスで送迎保育ステーションへ移動
17:00〜18:00ステーションで子どもの預かり
18:00〜19:00延長保育

町田市の送迎保育ステーションは、月額2,000円と非常に利用しやすい料金設定なのが特徴です。延長保育については30分ごとに150円の利用料金が発生しますが、月額上限が6,000 円となっています。長時間対応しているため、シフト勤務の保護者にも好評です。

柏市

柏市の保育送迎ステーションは、送迎ルートや時間帯の調整が可能で、多様な働き方の家庭に対応しています。

1日の流れは、以下のとおりです。

7:00~8:00保護者が送迎保育ステーションへ子どもを預ける
9:00ごろ専用バスで保育園・幼稚園へ登園
9:30~15:30保育園・幼稚園での通常保育
15:30〜16:30専用バスで送迎保育ステーションへ移動
16:30〜19:00ステーションで子どもの預かり

柏市の送迎保育ステーションは、利用頻度に応じた柔軟な料金設定が特徴です。週1回の利用では月額1,500円、週5回の利用では月額5,000円程度となっています。

まとめ

各自治体の送迎保育ステーションは、地域のニーズに応じた特色を持ち、保護者の負担軽減や子育て環境の向上に寄与しています。

さまざまな自治体の特徴徴や料金体系をもとに、利用者のライフスタイルに合ったサービスを提供することが重要です。より多くの家庭に適した支援が行われることで、さらなる利用者の満足度が向上するでしょう。

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引用元:保育のカタチ

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許可番号厚生労働大臣許可番号有料職業紹介事業:27-ユ-303764
労働者派遣事業:派27-304996
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