保育園の担任が持ち上がるメリットを徹底解説!デメリットや持ち上がる理由についても紹介

保育園の担任は、年度ごとに変わることもありますが、必ずしも担任を変える必要はありません。そのため、担任が持ち上がることもあります。この記事では、担任が持ち上がるときに考えられる理由や、メリットデメリットについて詳しく紹介します。

担任を持ち上げるかどうか悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして担任決めをしてみてください。

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目次

保育士の採用をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元:保育のカタチ

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対応エリア全国
連絡手段電話番号:06-6210-5326
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保育園の担任の持ち上がりとは?

クラスを受け持つ保育士は、新年度から年度末まで、クラスの子どもたちと1年間を過ごします。子どもたちの進級と同時に担任の仕事を終え、また新年度に新しいクラスへと振り分けられます。

保育士は、子どもの年齢があがるごとに、担当する年齢クラスが上がるわけではありません。

4歳児の担任だった保育士が、翌年度に5歳児クラスの担任になることもあります。これを「担任クラスの持ち上がり」といいます。

保育園で担任が持ち上がる理由

担任クラスの持ち上がる理由として、以下の2つが挙げられます。

  • 進級が順調に進むと判断されるから
  • 前年度から、行事の練習や準備をしているから

担任の保育士は、1年間子どもの様子を間近で見てきています。そのため、馴染みのある先生が持ち上がれば、子どもたちが困惑することが少ないです。

また、行事に力を入れている保育園でも、担任の持ち上がりが多く採用されています。担任が持ち上がれば、進級しても練習や準備を継続できるメリットがあると判断されていることが多いです。

保育園の担任が持ち上がるメリット

担任の持ち上がりには、翌年度もスムーズに保育が行えるなどのメリットがあります。1年ごとに担任が変わるよりも、同じ担任であることが良い効果を生み出すことがあるのです。

ここでは、保育園の担任が持ち上がるメリットについて、詳しく紹介します。

子どもの特徴をすでに把握している

前年度に担任だった保育士は、1年間子どもたちと過ごしているため、一人ひとりの以下の特徴を把握できています。

  • 子どもの性格
  • 食べ物の好み
  • 得意不得意

担任が持ち上がれば、翌年度の引継ぎが必要なくかり、安定した保育が継続できるようになります。

親御さんとの信頼関係ができている

クラス担任の保育士は、子どもと同様に、保護者とも1年間かかわってきています。つまり、新しいクラスになったときには、すでに保護者との信頼関係が築けているでしょう。

毎日顔を合わせる保護者といえど信頼関係を築くためには時間を要しますが、すでに保護者との信頼関係があればより深く子どもの状況を伝えやすくなります。また、保護者も知っている先生なら、子どもの様子を知らせやすくなるので、保育環境にも大きなメリットをもたらすでしょう。

継続して保育を行うことができる

保育士は、非常に忙しい日々を送っています。担任が持ち上がる場合は引継ぎが不要となり、継続して保育に専念できます。一方、前年度と違うクラスを受け持つときは、子どもの性格や注意点などについて、前担任からの引継ぎが必要です。

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保育園の担任が持ち上がるデメリット

保育園の担任が持ち上がることには、デメリットとなるケースも存在します。新年度のクラス担任を決める際、担任の持ち上がりを検討するなら、メリットとデメリットの両面を把握しておくことが大切です。

自分にばかり子どもが集まる

年齢が低い園児は、人見知りをする子どもが多い傾向にあります。そのため、新しい担任よりも自分にばかり子どもたちが集まってしまうケースが考えられます。

用事があって手が離せないときでも、他の保育士では泣いてしまったり、そばから離れてくれなかったりして負担を感じる保育士もいるようです。

面倒なことを2年連続で抱えることになる

保護者との問題や子どもへの対応など、保育をおこなううえで面倒に感じることは多々あります。それでも「年度末までの辛抱」という気持ちで頑張っている保育士は少なくありません。

しかし、担任の持ち上がりになると、また1年間に渡りさまざまな問題と向き合っていくことが保育士に大きな負担となり得ます。

保育士本人が持ち上がりを希望しているときは何も問題はありませんが、希望していないときの持ち上がりはデメリットとなるため注意しましょう。

保育の方針に偏りが生じてしまう

担任の持ち上がりによって保育方針に偏りが生じてしまうケースがあります。複数で担任する場合や相談しながら方針を決め、保育を進めていく場合は問題はありません。しかし、1人の保育士が担任となり数年連続で保育を行うと、保育方針が固定化されてしまう懸念があります。

1人の保育士がクラス担任となる場合は、担任の持ち上がりであっても前年度と違うことに力を入れるように心がけてみましょう。

保育園で担任が持ち上がらなかったらどうなる?

ここまで、保育園における担任の持ち上がりについて解説してきましたが、逆に持ち上がりをしない場合はどうなるのでしょうか。

年度末や年度初めは園児の進級や卒園、入園によって、慌ただしくなってしまいがちです。担任の持ち上がらなかったときには、さらに保育士への負担が増すことにつながります。保育士への負担には、どのようなものがあるのか、それぞれ詳しく解説します。

引き継ぐのが大変

担任の持ち上がりがなかった場合は、子どもたちの様子や性格・特徴など、次の担任への引き継ぎが必要です。引継ぎの内容には、以下のような内容があります。

  • 子どもそれぞれの発達状況や家庭環境
  • アレルギーや持病
  • 食べものなどの好き嫌い
  • 前年度におこなった遊びやそのときの様子
  • 前年度におこなった製作やそのときの様子
  • 保護者の関わり方

新たに担任が変わるときは情報の共有が必要不可欠で、しっかりと情報共有できるように日頃から対策しておくことが重要です。情報共有については、下記の記事をご覧ください。

新たに保護者と関係を築くのが大変

担当する子どもが変わると、はじめて顔を合わせる保護者もいます。そのため、子どもだけでなく、保護者とも1から信頼関係を築かなければなりません。

中には「どのような先生なのか」と、様子を伺うような対応をする保護者もいるため、保護者と関係を築くことに苦労してしまう保育士も多いです。担任が変わるときは、保護者についても丁寧に引継ぎを行い、対応に配慮が必要な保護者がいる場合は、特に注意しておきましょう。

保育園の担任の決め方・決まるまでの流れ

新年度の担任は、2月~3月ごろに決定する保育園が多いです。担任の決め方は、主に園長と学年主任などの管理職が決めています。ここでは、保育園での担任の決め方や、担任が決めるまでの流れを紹介します。

園児のクラス分け

園児のクラス分けは、年齢や男女比、子どもの個性などを考えて行われます。保育園には、以下のようなさまざまな個性を持った子どもがいます。

  • 引っ込み思案な子
  • 明るい性格の子
  • 動くことが大好きな子
  • 室内で遊ぶことが好きな子

それぞれの子どもの個性を尊重できるよう、バランス良くクラス分けを行うようにしましょう。

原案の作成

園児のクラス分けがおこなわれたあとは、保育士の経験年数や保育能力、保育園における保育士の離職状況などを踏まえて、担任を決めていきます。

産休予定の保育士や、復帰予定の保育士など、現場の様子を考えて原案を作成しましょう。

最終決定

新卒の保育士を雇用している保育園では、新卒保育士が研修を終えた時点でクラス担任の最終決定が行われます。原案がある程度作成されていても、新卒保育士の配属状況によっては、最初から作成し直すケースもあるようです。

保育園の担任は、保育士のバランスを考えたうえで決定され、新年度になると保護者に担任の発表があります。

まとめ

保育園における担任の持ち上がりには、メリットとデメリットがあります。ときには、子どもだけではなく、保育士にも負担がかかってしまうこともあります。

保育士への負担が大きすぎると退職へとつながる恐れもあるため、保育士の状況や負担も踏まえたうえで担任の持ち上がりについて決定することが大切です。

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引用元:保育のカタチ

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この記事を書いた人

株式会社シェンゲン執行役員、人事責任者
「保育のカタチ」事業責任者、採用支援コンサルタント

前職ではリクルートの代理店にて、7年間1,000社以上の採用支援を担当。シェンゲン入社後は、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団「保育のカタチ」を立ち上げ、事業責任者として従事。

保育園の統括マネージャーとして運営にかかわりつつ、保育士転職サービスでのキャリアサポートや、保育園への採用コンサルタントも行う。

採用活動を内製化する伴走型の採用支援や保育士向けの研修、紹介予定派遣などのサービスを公共機関や幼保施設の運営法人に向けて提供中。祖母、母、妹が保育士という保育士一家で育った。

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