【保育園の入園式】園長の入園式の挨拶例｜園長が挨拶をする流れや注意点などを解説

保育園の入園式での園長の挨拶は、新たに園生活を始める子どもたちやその保護者に向けて、園の方針や歓迎の意を伝える重要な場面です。そんな入園式の挨拶ですが、「挨拶では何を伝えれば良いのかわからない」「どんな流れで話せば良いのか知りたい」と思う方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、入園式で園長が行う挨拶の流れや実際に使える例文を紹介します。併せて入園式における保育士の挨拶の例文も紹介します。

この記事を読めば、入園式の園長や保育士の挨拶について理解できるので、魅力的な入園式にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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引用元：保育のカタチ

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入園式における園長の挨拶の流れ

園長が入園式で挨拶を行う際には、いくつかのポイントを押さえながら話を進めることで、分かりやすく感動的なスピーチに仕上げられます。

ここからは、入園式における園長の挨拶の基本的な流れを解説します。

入園に関する言葉

挨拶の冒頭では、はじめに入園した子どもたちと保護者に対して、歓迎の意を伝えます。

「皆さん、本日はご入園おめでとうございます。そして、数ある保育園の中から当園をお選びいただき、心より感謝申し上げます。」

上記のように、入園を祝う言葉と感謝の意を述べることで、参加者全員にとって親しみやすいスタートを切ることができます。

入園する子どもたちに向けた言葉

子どもたちに向けたメッセージでは、新しい環境での生活に期待感を抱かせる内容を伝えます。

「今日からこの保育園で、先生やお友達と一緒に、楽しい毎日を過ごしましょう。おもちゃで遊んだり、外で元気に走ったり、美味しいご飯を食べたりと、いろいろな楽しいことが待っています。」

さらに「先生たちは、みんなが元気に保育園に来るのをとても楽しみにしていました。一緒にたくさんのことを学び、成長していきましょう。」と伝えることで、安心感を与えつつ、入園生活への期待を高められます。

子どもたちに直接話しかけるような優しい口調を心がけると、より温かい印象を与えられるでしょう。

入園する子どもを持つ保護者に向けた言葉

次に、保護者に向けた言葉を述べます。園の方針や協力体制についても伝えられると、保護者に安心感を与えられるでしょう。

「保護者の皆さま、本日はお子さまのご入園、誠におめでとうございます。これから始まる保育園生活は、お子さまが心と体を大きく成長させる貴重な時間です。当園では、子どもたち一人ひとりの個性を大切にし、安心して楽しく過ごせる環境づくりを心がけております。」

また、「保育園での生活を充実させるためには、保護者の皆さまのご協力が欠かせません。何かご不安な点や気になることがあれば、いつでも職員にご相談ください。」と伝えることで、園と保護者との信頼関係を築くきっかけになります。

締めくくりの言葉

最後の締めくくりの言葉では、新しい生活への期待や励ましのメッセージを伝え、挨拶全体をまとめます。

「これから始まる保育園生活が、子どもたちにとってかけがえのない時間となるよう、職員一同全力でサポートしてまいります。保護者の皆さまにも引き続きご理解とご協力をいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。」

最後に、「本日は改めてご入園おめでとうございます。」と結ぶと、感動的な印象を与える挨拶に仕上がります。

入園式における園長の挨拶の例文

ここからは、実際に使える入園式の挨拶例文を3つ紹介します。それぞれの例文に異なる要素が盛り込まれているので、自分の保育園のスタイルに合うものを選んでください。

例文1

皆さん、ご入園おめでとうございます。保護者の皆さま、本日はお忙しい中ご参加いただき、誠にありがとうございます。

新しく始まる保育園生活に、期待や少しの不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれませんが、私たち職員一同は、子どもたちが笑顔で毎日を過ごせるよう、全力でサポートしていきます。子どもたちは、たくさんの経験を通じて心も体も大きく成長していくことでしょう。

保護者の皆さまにも、日々の園生活を通じて気になることがあれば、遠慮なくご相談いただければと思います。一緒にお子さまの成長を喜び合える時間を作っていきましょう。本日は誠におめでとうございます。

例文2

保護者の皆さま、本日はお子さまのご入園、誠におめでとうございます。

当園では、子どもたちが毎日楽しく、そして安全に過ごせる環境づくりを大切にしています。先生たちは、子どもたち一人ひとりの個性を見守り、無限の可能性を引き出すお手伝いをするために全力を尽くします。

また、保護者の皆さまとの連携を大切にしながら、安心してお子さまをお預けいただけるよう努めてまいります。何かご不安な点があれば、どうぞお気軽にお声がけください。これからの園生活が、皆さまにとって素晴らしいものになりますよう、心から願っています。

例文3

皆さま、本日はお子さまのご入園、誠におめでとうございます。

入園式に参加された皆さまを見ていると、子どもたちがこれからどんな成長を見せてくれるのかとても楽しみです。保育園では、たくさんの遊びや学びを通じて、子どもたちが大きく成長できるようサポートしていけたらと思っております。

私たち職員は、子どもたちの笑顔を守りながら、充実した保育環境を作っていきます。保護者の皆さまには、引き続きご支援をいただきますようお願い申し上げます。本日は改めておめでとうございます。これからどうぞよろしくお願いいたします。

入園式における保育士の挨拶の例文

入園式で保育士が挨拶を行う際は、子どもたちと保護者に安心感を与えられるように、温かい言葉を選ぶことが大切です。

本日はご入園、誠におめでとうございます。私は〇〇組の担任をさせていただきます、〇〇と申します。これから子どもたちが楽しい園生活を送れるよう、一緒に笑顔あふれる毎日を作っていきたいと思います。子どもたちには、たくさんの遊びや学びの中で、挑戦する楽しさを感じてもらえるようサポートします。

何かご不安なことがありましたら、いつでもお声がけください。お子さまと保護者の皆さまが安心して過ごせるよう、職員全員で全力でサポートしてまいります。一緒に素敵な時間を作り上げていきましょう。本日は本当におめでとうございます。

入園式における園長・保育士の挨拶をする際の注意点

入園式での挨拶は、園全体の印象を左右する重要な場面です。以下の注意点を押さえて、より良いスピーチを目指しましょう。

• 分かりやすい言葉を使う
• ポジティブな内容を重視する
• 感謝の気持ちを忘れない
• 短く簡潔にまとめる

難しい表現や専門用語は避け、子どもたちや保護者に伝わりやすい言葉で話すことを心がけることが重要です。シンプルながらも温かみのある言葉を選ぶことで、聞き手の共感を得られます。

また、入園式は新しい生活のスタートを祝う場のため、明るく前向きなメッセージを中心に構成しましょう。不安や課題に触れる際も、前向きな解決方法を添えることで、安心感を与えられます。

さらに、長すぎるスピーチは集中力を欠く原因になるため、3分程度にまとめて要点を押さえた挨拶を心がけましょう。

まとめ

この記事では、保育園の入園式における園長や保育士の挨拶の例文や注意点を紹介しました。

入園式における挨拶は、園長や保育士が園の雰囲気を伝え、安心感を持ってもらう大切な役割を持っています。園長は保育園全体の方針や期待を語り、保育士は子どもたちとの日常に寄り添う温かい言葉を届けるようにしましょう。

この記事で紹介した例文や注意点を参考に、子どもたちが新しい園生活をスムーズに始められるような挨拶を準備してみてください。素晴らしい入園式となることを心より願っています。

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