【面接が苦手な保育士必見】保育士の面接で短所はどう伝えればいい？例文もあわせて紹介！

「もうすぐ保育園の面接を控えている」「面接で自分の短所の伝え方がわからなくて困っている」と面接に対して不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。面接では長所や短所を聞かれることも多いですが、長所は答えられても短所は答えにくいと悩んでいる方も多くいます。

そこで、この記事では保育士が面接でどのように短所を伝えれば良いかを解説していきます。短所を聞かれる理由や短所を聞かれた時の例文もあわせて紹介するので、もうすぐ面接を控えているという方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元：保育のカタチ

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめです。

保育のカタチは日本で唯一、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団です。現場の先生には、まずは話を聞いて、ヒアリングをもとに最適な幼保施設の提案をいたします。無理に転職を促したり、会わずに提案をしたりすることはありません。

転職を考えている保育士はぜひ一度保育のカタチにご相談ください。

保育士の面接で短所を聞かれる理由

そもそも、なぜ面接では短所を聞かれるのでしょうか。短所を答えると採用担当者が良くない印象を持ってしまい、面接に落ちてしまうのではないかと考えてしまう方もいるでしょう。しかし、面接で短所を聞かれるのには実は理由があります。

ここからは、保育士の面接で短所を聞かれる理由について解説していきます。

自分のことを分析できているか確認するため

面接で短所を聞く理由のうちの1つが、自分のことを分析できているか確認するためです。できれば自分の短所は見たくないという方も多いのではないでしょうか。しかし、自己分析をするうえで、良い部分だけでなく悪い部分も見ることが重要です。

採用担当者は、短所を聞くことで自分の短所をどのように捉えていて、どのように改善しようとしているかを見ています。客観的に自分の短所はどのような部分か、短所についてどのように考えているか伝えられるようにしておくと良いでしょう。

保育園にピッタリな人材かどうかを見定めるため

面接で短所を聞くことによって、保育園にピッタリな人材かどうかも見定めてもいます。採用担当者は、短所を聞くことで困難に対してどのような対処をするかを確認します。保育園では、日々イレギュラーなことが起こりかねません。困難に対して前向きに対応できるか見ている保育園もあります。

保育園は特徴や教育方針がさまざまです。どのような短所なのかではなく、就活生の性格がその保育園に適しているかをこの質問を通して測っています。

保育士の面接での短所の伝え方

せっかくであれば採用担当者に良い印象を持ってもらいたいものです。実際、短所を聞かれたらどのように伝えると採用担当者に良い印象を持ってもらえるのでしょうか。ここからは、保育士の面接での短所の伝え方について解説していきます。

保育士で活かせる短所を選ぶ

保育士として活かせる短所を選ぶことで、保育士としての適性を見てもらえることがあります。たとえば、短所が「考えすぎてしまう」ことだとすると「考えすぎてしまうことですが、子どもたちのことを常に考えて仕事に取り組みたいです」と伝えれば、相手も悪い印象を持たないでしょう。

長所に言い換える

短所だけでなく、一緒に長所も伝えるようにしましょう。ただ単に、短所だけを言ってもネガティブな印象を持たれてしまうだけです。そこで、長所に言い換えられるような短所を選ぶようにしましょう。たとえば「せっかちである」という短所も、「せっかちな性格で、スピード感を持って仕事を終わらせたい」と伝えれば、短所とともに長所もアピールできるでしょう。

弱みにならないような表現にする

短所を答えるときは弱みになるような短所は選ばないようにしましょう。「責任感がない」「時間にルーズ」などの短所は、先述した長所に言い換えにくく、ネガティブな印象だけを持たれてしまいかねません。そのため、短所を伝えるときは、その短所がただの弱みにならないか確認しておきましょう。

自分の言葉で表現する

短所を答えるときは、自分の言葉で表現するようにしましょう。ネットの回答例などをそのまま答える人もいるかもしれませんが、できればしないほうが良いです。採用担当者も多くの人と面接をしているため、テンプレートの回答はある程度わかってしまいます。自分の言葉で短所を表現するようにしましょう。

他の人に指摘された内容を交える

短所を答える際は、他の人に指摘された内容を交えるのも良いかもしれません。たとえば「昔からよく心配性だねと言われる」というように他の人に指摘された内容を交えることによって、短所の具体性を増すことができます。回答の具体性が増すと、採用担当者から客観的に自分を見られるという評価を受けることができるでしょう。

一方、自分の主観的な内容ばかりだと自分を客観視できていないと評価されかねないので注意しましょう。

「保育のカタチ」転職サポーターの葛尾です。自社で運営している保育園では採用担当やマネージャーをしています！

面接では、短所を伝えた後の面接官のリアクションに対して、ムッとしたり、否定的な態度を取ると、印象はあまり良くないです。

短所は短所と認識して、自分の持っている長所でカバーしたり、努力によって改善ができないか、改善するために今どのようなことをしているか、などを落ち着いて答えられると、印象がぐっと良くなりますよ。

面接で使える！短所に対する回答例文

短所の答え方がわかったところで、実際に短所を聞かれた場合はどのように答えれば良いかわからないという方もいるでしょう。ここからは、短所に対する回答例文を紹介していきます。短所を聞かれたときの回答を作る参考にしてみてください。

心配性が短所の場合

心配性が短所の場合、計画性を長所としてアピールすることができます。心配性が短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所は心配性なところです。何をするにも「何かあるのではないか」と考えてしまい、事前に綿密に計画を立てないと不安になってしまいます。ただ、この計画性を保育士の仕事でも活かして、慎重に仕事を進めていきたいと考えています。

人見知りが短所の場合

人見知りが短所の場合、観察力があることを長所としてアピールすることができます。人見知りが短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所は人見知りなところです。特に初対面の人と話すときなどが苦手です。ただ、人見知りであることを自覚しているので、明るく笑顔で挨拶することを心がけています。子どもたちにも明るい挨拶をして積極的にコミュニケーションを取れれば良いと考えています。

緊張しやすいことが短所の場合

緊張しやすいことが短所の場合、慎重に物事を進められることを長所としてアピールすることができます。緊張しやすいことが短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所は緊張しやすいことです。何をするのにも慎重になってしまい、物事を進めるのに時間がかかってしまいます。しかし、緊張しやすく、物事を判断するのに時間がかかることを自覚しているため、優先順位と期限をつけるようにしています。今では、決断をするのにあまり時間がかからなくなりました。

優柔不断が短所の場合

優柔不断が短所の場合、柔軟性を長所としてアピールすることができます。優柔不断が短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所は優柔不断なことです。物事を決めるとなっても、中々決めることができません。ただし、優柔不断だからこそ、他の人の意見をよく聞き、柔軟に対応できると思っています。保育士として働く際は、現場で起こるイレギュラーな事柄に柔軟に対応していければ良いなと思っています。

マイペースが短所の場合

マイペースが短所の場合、落ち着いて行動できることを長所としてアピールすることができます。マイペースが短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所はマイペースなことです。何をするにも自分のペースになってしまいます。ただ、マイペースだからこそ、落ち着いて行動ができるとも思っています。保育の現場では、何が起こるかわかりません。緊急性の対応だったとしても落ち着いて考えて最善の行動を取ることができます。

マイナス思考が短所の場合

マイナス思考が短所の場合、危機管理能力があることを長所としてアピールすることができます。マイナス思考が短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所はマイナス思考なことです。何か行動をするときに「失敗してしまったらどうしよう」と考えてしまいます。ただし、「失敗してしまったらどうしよう」と考えるのはリスクを考えているからこそ、マイナス思考になってしまうのかもしれません。保育の現場では、子どもが危険にさらされてしまうこともあるため、常にリスクを頭に入れて立ち回れたら良いなと思います。

プレッシャーに弱いことが短所の場合

プレッシャーに弱いことが短所の場合、責任感があることを長所としてアピールすることができます。プレッシャーに弱いことが短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所はプレッシャーに弱いことです。期待されると「期待を裏切ってしまったらどうしよう」とナイーブな気持ちになってしまいます。ただし、これは責任感があるからこそ「期待を裏切ってしまわないようにしよう」と背負い込んでいると捉えています。保育の現場では親御さんの期待に応えられるように頑張ります。

頑固なことが短所の場合

頑固なことが短所の場合、信念を持っていることを長所としてアピールすることができます。頑固なことが短所の場合の回答例は以下のとおりです。

私の短所は頑固なことです。何があっても目標や課題に対して妥協したくないという気持ちがマイナスに働いてしまうことも多々あります。ただし、保育の現場でも信念を貫き通したいと考えています。保育の現場ではチームワークが重要だと思うので、自分の信念を貫き通しながらも、他の先生の意見も取り入れられたらと思います。

面接時には短所以外にも服装やマナーにも気をつけなければいけません。服装やマナーについて知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

あわせて読みたい

【永久保存版】保育士の面接対策完全ガイド！面接での質問・服装・マナーを解説 「面接で何を聞かれるか心配。」「面接の対策に何をしたらいいのかわからない」など、面接に対して不安があるという方も多いのではないでしょうか。 面接の準備は、就職…

まとめ

この記事では、面接で短所を答える際のポイントと短所の回答例を紹介しました。

保育の採用担当者はただ単に短所を知りたいというわけではありません。自分の短所とどう向き合っているかやその人が保育園に適した人材かを見極める材料として短所を聞きます。そのため、ただ単に短所を答えるのはやめましょう。特に長所に変換できない短所は、ネガティブなイメージを与えてしまいかねません。

短所を答える際は、それに追随する長所も一緒に答えるようにしましょう。また、どのように短所と向き合っているかを伝えられれば、さらに自分のことをアピールできます。

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめ

引用元：保育のカタチ

保育士が転職をするなら保育のカタチがおすすめです。

保育のカタチは日本で唯一、幼保業界の「人」に関する問題解決に特化した専門家集団です。現場の先生には、まずは話を聞いて、ヒアリングをもとに最適な幼保施設の提案をいたします。無理に転職を促したり、会わずに提案をしたりすることはありません。

転職を考えている保育士はぜひ一度保育のカタチにご相談ください。