\あなたの保育観を教えてください/
はじめに
手先の運動や色の認識など、子どもたちが遊びの中から覚えていくことはたくさんあります。
おはしの練習や、靴下をはく練習、はさみを使う練習など、なかなか実際の食事やお着換えの中だけではできるようにならないこともあります。
かといって、遊びの中で学べる「知育玩具」って、買うと高かったりしますよね・・・。
そこで、身の回りのアイテムや100均でそろうものをつかって、遊びの中で取り入れられるアイデアをご紹介します。
①色の認識あそび
生後6か月ごろから、子どもは色を識別できるようになります。
人間の五感の中で80%の情報量を言われている「視覚」のうち、さらに80%を占めるのが「色」の情報だと言われています。色を認識する練習をすることで、子どもたちの脳の発達にもいい影響があるとされています。
今回はヘアゴムを使った色の認識あそびをご紹介します。
その1:ヘアゴムを使ったあそび
【ねらい】
- 色の違うヘアゴムを認識できるようになる
- 違う色を分類できるようになる
用意するもの:
ディッシュスタンド
カラーのヘアゴム(色違い)
あそびかた
①まず棒1本につきヘアゴムを1個ずつ通していく
②1個目に通したヘアゴムと同じ色のヘアゴムを同じ棒にどんどん通していく
このように、同じ色をまとめていくことができるように練習してみましょう。
さらに、同じグッズを使って、靴下をはく練習遊びもできます!
Instagramアカウントで紹介していますので、是非チェックしてみてください。
https://www.instagram.com/p/CmS783MjdhZ/
その2:たまごケースとフェルトボールを使ったあそび
【ねらい】
- 色の認識ができるようになる
- ピンセットで手先の運動ができる
用意するもの:
空のたまごケース
シール
フェルトボール
あそびかた
①空のたまごケースを上下に分かれるように切り、ふちにビニールテープを貼る
②空のたまごケースの底にカラフルなシールを貼る
③ケースの底に貼ったシールと同じ色のフェルトボールを入れる
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②指先の運動あそび
手や指の動きは脳の発達と密接なかかわりがあるといわれています。
脳の神経細胞は3歳ごろまでに6~8割が完成するといわれています。幼児期に、手や指先を動かし脳へ刺激を与えることで、脳の発達を促すことができます。
普段の遊びのなかに手指の練習を取り入れることで、ボタンをとめる、ペンを持つなど、日常生活を送る上でも必要な動作を覚えることにもつながります。
今回は身近なものでできる手指の運動あそびができるおもちゃを2種類ご紹介します。
その1:棒通し
用意するもの:
竹串
粘土
プラスチックのカップ
花はじき
あそびかた
①粘土をプラスチックのカップに入れる。
②竹串の先端を粘土に刺す
③竹串に花はじきを1個ずつ通す
その2:紐通し
用意するもの:
ゴムひも
花はじき
①ゴムひもの片方の端を輪になるように結ぶ
②ゴムひものもう片方の端にテープを貼る
③ゴムひもに花はじきを1個ずつ通す
ヒモになると、しっかりした棒より、通すのが難しくなります。
棒から練習してみて、できるようになったら紐通しにチャレンジしてみてください!
子どもたちは最初からはうまくできないかもしれません。
もちろんそれは当然なので、子どもたちの成長に合わせて、色々な声かけをしながら見守ってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろんメーカーさんが作っている知育玩具は、さまざまな研究のもとに作られたものでとても良い物ですが、工夫次第では100均のアイテムでも子どもたちの成長を促すおもちゃや遊びを作ることができます。
是非今回の記事を参考に、保育園やお家で子どもたちとやってみてくださいね。
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